2019年3月23日土曜日

Elecrow Rush-48hサービス


ちょっと急ぎだったので、貧乏な私としては清水の舞台、ではないけど、階段3段飛びぐらいの覚悟で48時間サービスに頼んでみました。朝9時に注文して72時間経ってもいつもの「出荷しました」連絡が来ないしWebでもIn Productionのままなので「どないなっとるねん」と連絡したら「前日に発送した」とのこと。直後にメールとトラッキング番号が届く。蕎麦屋の出前かいw OCSの集荷が夕方18時になっているから48時間出荷かどうかは議論の余地があるけど、まぁ誤差の範囲。あと例によってOCS/ANAがさくっと配達してくれたので、3月19日 9時発注、3月23日 14時受領……都合101時間で到着しました。

はやい(小並感

人民テープはもはや芸術の域
OCSで基板だけだと外装ビニールバッグなので人民テープと戦わなくて済むのも地味なメリットなんですが、今回はガチ人民テープで、どこから開けて良いのかわからない。剥がすと臭いのであんまり剥がしたくないのですが、ともかく全部剥がしてみると、横(短辺)に開け口がありました。例によって前後にMDF板が当てられていて、破損防止は万全。


ステンシルはばっちりです。

強いテープで剥がす時にステンシル痛みそうで怖い

基板、実は「48時間仕上げだと機械で作る要素も多くなって品質も良いのではないか?」とちょっと期待したのですが、シルクもレジストも、いつものElecrowより心持ちキレイな気がします。Elecrowは緑1.6mmだと比較的キレイなのですが、少なくともシルクは均一で潰れたり掠れていることがなく、これそのまま製品に使っても良いんじゃないか?というレベル。拡大写真はこちらです。ピンはSSOP 0.65mmピッチなので、レジストのズレは0.09mmぐらいでしょうか。via穴もずれてますけど許容範囲。



それにしても、0.65mmを普通にはんだ付けできるようになった自分をホメてやりたい…約5年前に電子工作を再開した時にはDIPが無くなったら死ぬ…って思っていたのにね(遠い目)。今はDIPだとはんだ付けしているというより溶接しているような気持ちで立ち向かっています。

今回フレーム付きステンシルと一緒の少し大きめの基板だったので7400円でしたが、注文から100時間ぐらいで届いて特に問題ありませんでした。私みたいな週末メイカーだと週末に設計して翌週に実装というサイクルをほぼ確実に回すことができるので、ありがたいです。

ピッチがもうちょっと細かいとJLCPCBかFusionの0.1mmピッチ指定じゃないと使えないんですが、JLCもFusionも緊急メニューがありません(Fusionは出来上がってから出荷されるまでが遅いし)。急ぎで0.5mmピッチ以下ならこれで十分かな、と思います。

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