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2019年10月8日火曜日

マイクロチップBluetooth評価キットRN-42-EKの不具合


RN42はそれ単体で簡単なスクリプトを実行することもできるので、ちょっとしたセンサーネットワークを作るのに便利そう。

ということで、USBシリアルの乗った評価キットと、ブレイクアウト基板を購入しました。
マイクロチップ Bluetooth評価キット RN-42-EK
RN4020使用 Bluetooth Low Energy モジュール

が、チュートリアルにある「SR,92000000」「SR,32000000」がERRになってしまいます。調べると、このコマンドは新しいファームウェアでないと対応していない様子。

Windowsを起動してアップデータをダウンロードしてみたのですが、エラーになります。

秋月のサイトをみると、「電源にパスコン入れてみろや」とのことなので、はんだ付けしてみましたが、同じ。

47u MLCCは3225しかないので22u電解付けた。でかい。

同時に購入したブレイクアウト基板は問題なくアップデートでき、アップデート後はSRコマンドを実行できました。

秋月のこの評価キットに搭載されているRN42は、古すぎてMicrochipが提供しているアップデータに対応していないのではないかと思われます。Vコマンドでバージョンを表示すると
Ver 6.15 04/26/2013
(c) Roving Networks
って出てきます。アップデートできた方は
MCHP BTLE v1.23.5 8/7/2015
です。Roving NetworksはMicrochipに買収されたとのこと。

とりあえず、秋月さんに対処方法を質問中。はんだ付けしちゃったので返品は無理ですので、何らかの解決策が提示されると良いのですが…。

【追記】秋月から回答がありました。動かないけど知らんよ、ってことですね。
秋月電子通商 M川と申します。
この度はご迷惑をおかけし申し訳ございません。
[K-07378]RN-42使用 Bluetooth無線モジュール評価キット
下記リンク先(Microchip社)に掲載のとおり、6.15以前のファームウェアはアップデートに対応しておりません。
https://microchipdeveloper.com/faq:2838
以上、弊社としての回答です。
Blue Suite等のソフトウェアを使用しファームェアを書き換えする方法も非公式であるようですが、詳細はわかりかねます。検索エンジンで「rn-42 blue suite」等の語句で検索すると何か情報が得られるかもしれません。
この度は具体的な回答をできず申し訳ございません。

2016年2月2日火曜日

新製品リストに出てこない秋月

結構あるんですよね。たまたま別のものを検索してて見つけたり、秋葉原店頭の「新製品コーナー」で見つけたり。

今回見つけたのは以下の点。

秋月のWebから


並んでしまった。「4桁赤色7セグメントLED表示器(コロン付) カソードコモン(カソード共通)」はWebの新製品ページに並んでいるのですが、カソードコモン各色とアノードコモンの緑は未掲載です。さっそく全色買ってしまった。もう一回り大きければいいんだけどなぁ。でも、これで、時刻なのか経過時間なのか温度なのかが今ひとつわかりにくかった我が家の7セグLEDデジタル時計も改善されるってもんです(まだ作るのかデジタル時計)。

次。

秋月のWebから

12chLEDドライバIC MY9221TE

…この2つは写真が違うんだけど、見た目は似たようなもんだからいいやw で、この2つ、何が違うのかと思って両方買ってみたんですが、違うのはパッケージだけのようです。両方買った意味がなかった。

HT16K33みたいにシンクとドライブでマトリクス駆動みたいな使い方ができるのかと思ったんですが違いました。単に(と言ってはアレですが)12chのLEDを独立してかなり精密にPWM制御できる、というチップでした。RGBごと(3色☓4ch)に外付け抵抗で電流のリミットを決められるのでホワイトバランス(?)をアナログ的に設定できたり、それなりの小技は使えるようです。

でも、何に使ったらいいのかわからない…とりあえずナイトライダー的にクルマやバイクでチカチカさせたりするのには丁度良いのかも。LEDで検索すると、バイクやクルマのストップランプ / ウィンカーをLEDでどうにかしようっていう層が結構アツいんですよね。

なかにはかなり無謀な使い方をしている例(1A流してセメント抵抗で電流制限とかはまだ良いほう)もあるので、そういう方々にはマイコンとMOSFETでちょっくら制御して差し上げたい。

関係ないですが、AnlogDiscovery2が出ましたねぇ。Windowsを入れなくても使えるようになったみたいで、無印を買おうかどうしようか悩んでいた私の背中をどーんと押されたような気分ではあるのですが、さてどうしたもんか。

秋月のWebから

そういえば新製品で「2端子デジタルIC温度センサ LMT01LPG」、ってのも出てますね。2端子で電源どうすんだろう?と思ったら、【出力パルス数で、温度を表します「0℃:800パルス」「50℃:1600パルス」】とのこと。


へー、そんなのもあるんですね。88khz、100mSと書いてあるので間欠的にパルスが出てくるんでしょうか。150円とデジタルの温度センサとしては安い方ですし、入力1本しか使わないので、I/Oの足りないESP-WROOM-02で使うと良いかもしれません。

ってか、風呂温度計に丁度いいなぁ。買おうっと。

なお、安いデジタル温度センサといえば「高精度12ビットI2C接続デジタル温度センサ STTS751」なんてのもあります。こっちは100円。ただしSOT-23-6なので変換基板等が必要です。

そんなこんなで。

2015年11月15日日曜日

今日の秋月:NchMOSFET 2SK4033 (60V5A) (5個入)

(秋月のサイトから)

Nch MOSFET 2SK4033、本当に今のMOSFETはVth低くてもRds小さくてスゴいですね(データシートから転記)

  • Vdss 60V
  • Vgss ±20V
  • Rds 0.07Ω
  • Id 5A
  • Pd 20W
  • Ciss 730pF
  • Coss 95pF
  • Crss 60pF

Arduinoはもちろん、mbedからでも十分スイッチできます。電子工作の定番MOSFETの2N7000とは桁が違う(秋月のサイトから引用)

  • VDSS 60V
  • VGSS ±20V
  • RDS(ON) 標準1.8Ω 最大5.1Ω(@VGS=4。5V)
  • ID 200mA
  • PD 400mW
  • Ciss 標準20pF 最大50pF
  • Coss 標準11pF 最大25pF
  • Crss 標準4pF 最大5pF


値段もあまり変わらないし、もう2SC1815や2N7000は買わなくて良いんじゃね?と思うくらいなのですが…2SK4033の方が入力容量がデカいので、マイコン直結だと高速でスイッチングするのは厳しいですね。

ところで、表面実装部品を直接ピンヘッダにハンダ付けして使うのがマイブーム(笑)なのですが、2SK4033は表面実装だけど端子間隔が2.54mmなのでピンヘッダに直接ハンダ付けするのが楽だし、そうすれば普通に使える。

よし何個か買って置こうか…と思ったのですが。

電気的特性の同じ2SK4017↓を買えばいいんだよな、と直前に気づきましたw

NchパワーMOSFET 2SK4017(Q) (60V5A)

2015年11月14日土曜日

今日の秋月:DS1307 I2Cリアルタイムクロックモジュール(RTC)

(秋月のサイトより)

サインスマートのI2C接続RTCモジュール、750円。

RTCのDS1307と32kbitシリアルEEPROM 24C32と電池ホルダーを一つにまとめたモジュール。5V版。

自分でデジタル時計を作る時にはDIP版のDS1307+をよく使います。外付けなしで動いて値段が手頃でI2Cの扱いも簡単、何よりバックアップ電源端子が別になっているのでリチウム一次電池を直結するだけでバックアップできて便利なんですよね。このモジュールには充電回路もついているのでどっちにしろ気にしなくて良いですが。

1307に限らないですが、RTCは通電当初はあんまり精度が良くなくて「まぁ…値段相応かな」と思うんですが、数日経つと普通のクォーツ程度の精度に落ち着いてきます。

あ、今気づいたけど、このモジュールって温度センサーDS18B20用のパターンもついてるんですね。ただ、DS18B20は別売り。I2Cとは別に1 wireで接続する必要があるので、温度計が必要なら少し高いけど湿度も測れるHDC1000を使った方が良いんじゃないかなー。熱慣性小さくて好き。

今日の秋月:液晶表示ミニ周波数カウンター(1MHz~500MHz)

(秋月のサイトより)

サインスマート製で006P電池と同じようなサイズの周波数カウンター、2750円。

私が電子工作に興味をもった小学生の頃(うわ40年前だ)、テスターは持っていましたが、周波数カウンターは超憧れの計測器でした。当時いくらぐらいだったっけなぁ。10万とか30万とか、とにかく小学生には雲の上というか銀河系の外レベルの話でした。それも一番安いやつは30Mhzが上限。

これは2750円で500Mhzまで計れちゃうんですね(遠い目

// 「今日の」には多少の誤差を含みますw

2015年4月7日火曜日

こわれたのは地味な君

夜桜@ミッドタウン

朝、PIRの安定化に効果があれば、とコンデンサなど付けてみていた。

ら。

BBBが急死。またしても「だから電源を入れたまま作業するなと何度言えば」なのだけど、思い当たる原因がない。とりあえずUSB給電だと立ち上がるので大きなダメージはなさそうだけど、Vdd5vは死んでいる。

会社の昼休みに回路図を見てみたら「起動するけどVd5vが出ていない」という症状から、どうもACアダプタのところについている保護回路NCP349が死んだっぽい。でも、それならBBBとしての機能は損なわれないので、一安心。

で、家に帰ってみると推定通り、Sys5vが出ている。これならBBBとしての回路には影響がない。

やれやれ。

ただ、一応、念のためACアダプタの電圧を当たってみたら…出てないw

ACアダプタから5vが出ていないww

たしかに300mVしか出てないwwwwwwww

…失礼しました。秋月の安物とはいえ、ACアダプタが死ぬという経験は滅多にしたことがなかったので取り乱してしまいますた。購入リストによれば、1年半ほど前に間違ってArduino用として秋月店頭で買ってきたモノ(だって店員が5vで良いって言ったんだもの)。あの頃はまだSIerのサラリーマンだったなー(遠い目

一緒に買ったArduinoは元気に時を刻み続けているのですが、こっちは一足先にご臨終です。短い間だったけど、お疲れ様。

2015年1月27日火曜日

MSP430/Energia+RTC+秋月巨大LED=デジタル時計

暗いとアラが目立たない

■またデジタル時計だ■

お前は他にやることがないのか、と言われるのは承知で作ります。

前回はダイナミック点灯させたところで力尽きたので、今回はちゃんと時計として動くようにします。TIの低消費電力MCU MSP430G2シリーズの2553、開発環境は同LauchPad + Energiaを使います。2553/LauchPadは日本だとちょっと手に入れにくいですが、RS onlineなどでLaunch Padとして$9.99で売ってます。せっかくなので、チップ単体のMSP430G2553も何個かまとめて買っておくと良いと思います(1個300円ぐらい)。LPC1114FN28と比べるとメモリなどごく限られるのですが、うそみたいに電池が長持ちしますし、かなりフットプリントが小さいので。

表示器は秋月の「超大型4桁7セグLED表示キット」です。低消費電力チップと組み合わせるのもどうかと思いますが。本来、秋月の時計キット用なのですが、巨大なLEDが今どきこの値段(1500円)で手に入るのは珍しいと思います。まぁaitendoで1280円で売ってたけどね…。注意しなければいけないのは、使っているLEDは16セグメントなのですが、秋月のキットでは7セグメントとして使ってます。aitendoのは16セグメント全部使っているけどね…でも16セグメント使いたくてもピンが足りないのよだからこれでいいのよ文句ないのよ(何その未練)

あとはRTCですが、今回は2553内蔵の発振回路 / カウンターを使います。キットには32768hzの水晶発振子が同梱されてます。小さくてLaunchPad基板へのハンダ付け大変ですけども。

温度計も2553内蔵の温度センサを使います。analogReadで華氏☓10の数値が直接返ってくるので便利です。まぁチップが多少なりともあたたまるので正確ではないけども(電源を入れた直後は他の室温計と一致していた)。

■先に落とし穴を書いておく■

内蔵温度センサも同じA/Dコンバータ使ってます。なので、Reference電圧を正しく設定しないと値がズレます。これで30分つぶしましたよ…。

■ハード編:巨大LED■

追記:
キットに付いてくるコロン用のLEDはクリアタイプで、方向によって明るさがかなり異なります(というか正面が眩しい)。「LED光拡散キャップ(5mm) 赤 (50個入)」を被せるか、広角タイプのLEDを用いると良くなると思います。

ほぼキットの説明書通り組み立てるだけなのですが、キットに付属しているコネクタはL型で表示器と平行に下側に伸びるように取り付けます。私は下面をフラットにしたかったので、手持ちの20ピンヘッダを取り付けました。あと、ハンダ付けの注意ですが…

  1. 金メッキ基板にはフラックスを(昔やった
  2. くれぐれもLEDの向きを間違えない(昔やった
  3. くれぐれも水平垂直平行を(昔やった
  4. ハンダ付けは必要十分に(昔(ry
基板と部品はまず最初に必ず仮組みをします。はんだ付けをしないで並べてみて、ぶつからないかちゃんとピンが全部ホールに入るかどうか、などを確認します。

1)のフラックスというのはピンや基板などをハンダで濡れ(?)やすくする処理剤です。小瓶で数百円、まぁ10年ぐらい使えます。キャップをあけると小さな刷毛がついてますので、それでハンダ付けする部分(ランドと言います)に少量塗ってやります。

2)はピンが多い部品を外すのはかなり困難です。確認確認また確認しましょう。

3)はピンを通す穴は案外大きいです。なので、雑に取り付けると微妙に部品が傾いてしまいます。傾く方向は左右だけでなく、基板と部品が平行になっているかも注意しなくてはいけません。なので、最初に1本をハンダ付けしたら、平行になっているかどうかをしっかり確認し、ずれていたらもう一度コテをあてて修正します。これで平行になっていることを確認したら、対角線上にあるピンをハンダ付けして再度確認します。これでOKならば、一応、隣のLEDも支障なくピンに入ることを確認してから、最初のLEDの残りのピンをハンダ付けします。

4)はリズムを身体で覚えるしかないっす。ただ、温度調整機能のついたハンダゴテを使っている分には最近の部品は滅多に壊れないです。それよりも、溶かしこむ時間が短すぎて接触不良になるケースの方が遥かに多いと思います。コテをあててピンを温める、コテというよりピンにハンダを当てて溶かす、ピンに自然にハンダが流れ込んだところでハンダとコテを同時に離す…ここまでまぁ3〜5秒くらい、10秒くらいかかってしまってもOKです。

今回の配線はソースに書いてありますが、こんな感じで。

信号名LEDボードのピン2553のピン番号同ピン名
Anode1桁目43P1_1
Anode2桁目22P1_0
Anode3桁目15P1_3
Anode4桁目56P1_4
Seg A177P1_5
Seg B188P2_0
Seg C129P2_1
Seg D1410P2_2
Seg E1311P2_3
Seg F1612P2_4
Seg G1513P2_5
dp<未使用>
コロン(+)204P1_2
コロン(-)18(GND)
水晶-19XIN
水晶-18XOUT

水晶は、Launch Padにこんなのが付属しています。


袋およびパッケージから取り出すとこんなに小さい。


2553のXIN-XOUTは右側のピンヘッダにもつながっているのですが、水晶発振子はピンから離れると動作が不安定になるので、なるべく近くに取り付ける必要があります。下の写真では中央の2553の右ちょっと上の方にある縦に2つ穴の空いたところがソレです。



貧乏症のワタシはこういう開発キットのようなものに手をいれるのはイヤなのですが、ハンダ付けします。ただ、こんなに小さいものなので、まずテープで止めて位置をルーペで見ながら位置を微調整してからハンダ付け。

これはハンダ付け前

ああしんど。

その他LaunchPadとLEDボード間は、メス−オスのジャンプワイヤで一本ずつ配線していきます。

■ソフト編■

MSP430/Energia用のRTCライブラリを使います。ライブラリ、ありがとうございます。なお、同ライブラリのライセンスはGPLです。
リンク先フランス語ですが、英語に切り替えられます。リンクからダウンロードすると、他にも面白そうなライブラリが並ぶのですが、今回はsRTCだけを使います。sRTCフォルダをEnergiaのディレクトリ下にあるLibraryに入れます。

使い方は簡単で、ヘッダをインクルードし、setup()で.begin()を呼び出し、秒単位の割り込みルーチンで秒をインクリメントします。あとは時分秒を取ってくるだけ。2秒間時計〜1秒間温度表示、を繰り返します。



あとはもういつものダイナミック点灯方式のよくあるデジタル時計ルーチンです。

以下ソースを公開しますが、ライセンスは一応GPLで。難しいことはしていませんが、ご質問いただければ喜んでお答えします。この後は、これに赤外線リモコン受光器か時刻合わせスイッチを取り付けてから、久々にプリント基板にしてみようと思います。


■使ってみて■

いやー、デカい。存在感ありすぎます。3.3vでのダイナミック駆動なのをいいことに電流制限抵抗もドライバも入れてないので少し表示が暗いのですが、ちょっと昭和の薫りがしていい感じw 昼間でも見えますし夜電灯を消すと睡眠の邪魔にならない程度の明るさで動いてくれています。何より、乱視+近視でも目を凝らさず見えるのが良いです。

ピンがあと2本空いているので照度センサと時刻合わせスイッチ(または赤外線受光器)は取り付けられるか…。プリント基板が遠のくなぁ。

■更新■

  • 2015-01-31
    コロンの出力をPWMに変更。ほどよい明るさになったけど点滅が見えてウザい

2014年6月8日日曜日

Arduino時計+温度計(RTC+7セグメントLED編)

■久しぶりのユニバーサルボード■

未だに中耳炎+喉頭炎+副鼻腔炎が治りません。発症して8日目、抗生物質を変えて2日目なのですが。

それはともかくとして、少し前にブレッドボード上で作った4桁赤色7セグメントデジタル時計を作りましたが、あれをプロトタイプとしてユニバーサルボード上に黄色で作りました。そのままでは芸がない(←それじゃプロトタイプの意味がないだろ)ので、LEDを黄色にして、安価かつDIPなRTCを使ってみました。DIP好きっす。

■部品集め■

ユニバーサルボードは秋月のArduino用ユニバーサル・プロトシールド基板200円を使います。最初からヘッダピンやリセットスイッチなどの乗ったプロトシールドも市販されていて、それはそれで便利なのですが、今回のように多めの部品を載せる用途には向いていません。うちにも1枚あるのですが、DIPパターンの部分がうまくLEDディスプレイと合わなくて良い位置に表示器を置けないので諦めました。また、最初からヘッダピンが着いているのはラクに見えるのですが、両端を塞いでいるのでハンダ付けの際にとても邪魔になります。何より高いしね。秋月で揃えたのは以下の部品(ほとんど部品沼にあった…新しく買ったのは黄色LEDだけ)


  • Arduino用ユニバーサル プロトシールド基板(P-07555)
  • ピンヘッダ 1×40 (40P)(C-00167)
  • ダイナミック接続4桁高輝度黄色7セグメントLED表示器(I-04422)
    アノードコモン アノード共通接続
  • I2C接続RTC(リアルタイムクロック)DS1307+(I-06949)
  • クリスタル(水晶発振子) 32.768kHz(P-04005)
  • ボタン電池基板取付用ホルダー CR2032用(小型タイプ)(P-00706)
  • 高精度IC温度センサ LM35DZ(I-00116)
  • 丸ピンICソケット (シングル40P)(P-01591)
  • タクトスイッチ(黄色)(P-03650)

()は同社通販コードです。同じ名前で似たようなものがたくさんありますので、お店で「これください」と言う時には通販コードで伝えるのが一番手っ取り早いです。この他に10kΩの半固定抵抗(時刻合わせに使う)、1/8w 220Ω抵抗7本、1μFの積層セラミックコンデンサ、配線用AWG30のテフロン線が必要です。

■まずレイアウト■



他の部品と当たらないか、表示は見やすいか、スイッチは押しやすいか、配線の取り回しはラクか…などを考えながらレイアウトを決めます。上記の写真は完成品と違いますが、それはハンダ付けする際に間違えたからですorz

昔は決めたレイアウトを記録するのが大変でしたが、今はスマフォで写真取っておけばいいだけなので簡単。折角簡単になったので裏も取っておきます。



■背の低い部品からハンダ付け■

これが基本なのですが、今回絶対に守らなければいけないのは、電池ホルダよりも先にヘッダピンをハンダ付けする、ということです。ホルダの陰に隠れてしまうので、忘れると大変なことになります。幸い、電池ホルダはRTCとGNDだけにつながるので、最後の方でも構いません。前述の通りヘッダピンは邪魔なので、最後から2番めにヘッダピン、最後に電池ホルダでいいでしょう。あと、RTCとLEDはソケットに取り付けます。今どきの半導体は直接ハンダ付けしても簡単には壊れないのですが、まぁ一応。

ICソケットやヘッダピンを取り付けるときには、まず端を1点だけハンダ付けして、ちゃんと水平・垂直になっているかを確かめてから残りをハンダ付けします。もちろん曲がっていてもあまり性能には影響ないのですが、カッコ悪いので。今回配線にはテフロン線を使いました。硬くて被覆を剝くのも取り回しするのも少し面倒なのですが、コテ先が接触しても被覆が溶けたり焦げたりしないので仕上がりがきれいです。

…なお、製作途中の写真撮っていませんでした。楽しくて、つい夢中になってしまって。ということで、配線面の写真と横から見た図。

青はセグメントで緑はカラム、黄色はLM35

左上のハンダ付けがちょっと荒れているのはLM35Dの信号がノイズまみれで温度表示がピコピコ変わるのでいろいろ試行錯誤した結果です。ソフトで移動平均とってもダメで最終的に1μFのコンデンサを打ち込むという乱暴技で解決しました。

たれ背負う
横から見るとLEDのピンが長いですね…貧乏性なので部品のピンを最後まで切れない。たかだか250円、牛丼よりも安い部品なのに。手前右側でそそり立っているのは水晶です。32.768hzの水晶なんて昔は何百円もしたのに30円だもんなぁ(以下昔話20行削除

■ソフトの修正■

赤色LED+ブレッドボードではRTCにRTC-8564NBというモジュールを使っていました(これも秋月)。今回は別のチップなので、I2Cまわりの処理を変更します。I2Cの基本的な処理とはあまり変わりありません。

もう一つ、赤色LEDはカソードコモンでしたが今度はアノードコモンを使いました(買ってくるときに間違えた)。ので、LOWとHIGHを入れ替えてやります。

で、点灯したら…とてつもなく眩しい時計になってしまいました。

これは温度表示。暑いな。
黄色LEDは赤色LEDよりも発光効率が高いのです(それゆえ、高効率かつ安価な照明用白色LEDは黄色+青色だけで出来ていたりして色がヘンなのですが)。同じ抵抗・同じ電流だととても眩しくなります。今から7本の抵抗を変更するのも面倒だなので、単純に各カラムをon/offしている時間の比率を変えて調整しました。抵抗220Ωで各セグメントをドライブし、昼間はon:0ff=1:10、夜はon:off=1:100にして、いい感じの明るさになりました。電流はセグメントあたり (Vcc-Vf) / 220 = 13mA、ダイナミック駆動なので夜の場合実際に発光している時間は1/700ってことになりますが、それでも結構明るいから恐ろしいです。

実用品を作るのは楽しい。

■追記■

当初1日1分以上誤差があって「やっぱ1本30円の水晶は無調整だとあかんかw」って諦めていたのですが、その後日差1秒ぐらいまで安定してきました。このところ気温が低いせいもあるかもしれませんが、やっぱ水晶発信器ってエージングが必要なんですね。

NJM11100F1を定電流源として使う

■動機は安直■

最近妙にLEDに関係するものを作ることが多いのですが、50-300mA程度の定電流を確実かつ簡単に提供できるデバイスというのはあまり選択肢が多くありません。定番はLM371ですが、Vin-Voutドロップ電圧が2-3vほどもあるので、基準電圧の1.25vと合わせるとバカにならないロスになります。かといって、CL6807などのLED専用スイッチング式定電流デバイスは効率は良いもののチョークコイルなど外付け部品が多くなってしまいます。1A流すならともかく、50-150mA程度の電源にインダクタとSBDはちょっと大げさかなと思います。

何か適当なデバイスがないか物色していて新日本無線のNJM11100という「出力可変型 逆電流保護回路内蔵 低飽和レギュレータ」が目に止まりました。TK11100と置き換え可能だそうです。

  • 逆電圧、過電流、サーマルプロテクション
  • 低ドロップ電圧(200mV)
  • 出力コントロール端子
  • SOT-23-6-1パッケージで小さい
  • 1.25v基準電圧タイプ
  • 最大出力電流240mA
  • 秋月で5個150円(CRDより安い)

比較的ロスの少ない定電流源としても使えそうな予感がします。パッケージ小さいですが、何とか手でハンダ付けできるサイズ。ドロップ電圧0.2vなのでLM317よりもかなりロスを小さくなります。個人的には先日CRDを壊してしまい壊れたCRDによってLED数本を焼いてしまったので、いろいろな保護回路が入っているというのも安心です。

なお、秋月でこのICについて配信されている資料は完全なものではありません。こちらの新日本無線のWebで配信されているものには回路例のパラメータや過渡特性が加筆されています。

■お約束■

この記事の情報はあくまでも個人の実験結果を報告するものであって、内容を保証するものではありません。

以下はメーカーにより提示あるいは示唆された使用法ではありませんし、私を含め他の如何なる製造業者等によって保証されたものではありません。場合によっては貴方のPCを始めとする家屋財産等に損害を与える危険性があります。記載された情報等により惹起された如何なる結果に関しても著者は責任を負いません。

予めご了承の上、この前にお進みください。

■さっそく試作■

というわけで試してみました。秋月のSOT-23-6-1オペアンプ用基板がパスコンの位置も含めて丁度使えます(2016サイズ, 0.1uF)。最初に基板にフラックスを塗って、生乾きのうちにチップを置くといい感じに固定できます。あとは少なめのハンダをピンに載せてからランドとの間に染み込ませるようにすればいい感じでハンダ付けできます。

2番ピン(GND)にハンダが回ってない…orz

出来たものをまずブレッドボード上で基本の定電圧回路として動かしてみると、基準電圧VadjはVoutとの差ではなくGNDとの差であることが判明。LM317などの可変三端子レギュレータを定電流として使う場合Voutと負荷の間にシャント抵抗を入れて、シャントとVoutの差をVadjにつなぐのですが、NJM11100は違います。

■定電流回路■

てことで、NJM11100を利用した定電流回路図。

…さくさく進んだように書いてますが、VadjがGNDから1.25vであることに気づくまでは試行錯誤しまくりでした。まぁそれでも壊れなかったのだから、なかなか丈夫な良いチップです(待て


ご覧のように、共通のグラウンドからシャント抵抗(R = 1.25V / 電流値、50mAの場合は25Ω)を通してLEDカソード(ー)につながり、アノード(+)からVoutへ。カソードからさらにVadjにつなぎます。こうすれば、電流によって生じた電圧が1.25vに保たれるようにVoutが制御され、結果として定電流回路として働きます。

■PWMを試す■

LM317などの三端子よりはジャンパ多いですが、コントロール端子によるスイッチは比較的低速のPWMぐらいなら追従してくれそうな感じ。で、結果ですが…立ち上がりは比較的速いものの、立ち下がりが遅く、Vcc9vで500Hz, 50%のPWMを入力した場合、3vまではストンと落ちるものの3v以下ではダレてしまって完全にoffになる前に次の立ち上がりが来る状態でした。白色LEDのVf以下なので、それほどロスや発熱にはならないと思いますが…まぁ本来の利用方法ではないので仕方ありません。

…スクリーンショットを貼れるようなオシロが欲しいorz

PWMなしで動かすのであれば100mAぐらいなら放熱器なしで使えるので、基準電圧などによるロスを除いても白色LEDをギリギリ直列5個までドライブできそうです。合計しても15v x 0.1A = 1.5wなので明るさはそれなりですが。