2014年1月19日日曜日

反応の鈍くなったリモコンを直す

後記のように鉛筆の芯で姑息的修復をしていましたが、やっぱり所詮粉は粉、次第に反応が鈍くなってきました。ので、アマゾンから届いた「ナノカーボンペン」を使ってみたのですが、まったく使い物になりませんでした。用途が違うんでしょうね。

というわけで、アルミ箔を貼ろうということになったのですが…家にある両面テープは分厚すぎて押さなくてもショートしてしまいます。箸にアルミ箔を巻いて接点に触ってみたら一応機能するのですが、さすがにそれは問題があります(以下の写真)。

導電ゴム板を外した図。穴をアルミ箔巻いた箸でつつけばとりあえず機能します…

あまり粘着力が強すぎるともし失敗した時に貼り直せないし、弱すぎると後でご動作するリスクが高くなる。程々の粘着力でできるだけ薄い物、ということで思いついたのが「テープのり」です。封筒なんかを貼るのに使うアレです。試してみたら実にいい感じでした。なお、テープのりはトンボ鉛筆以外からもでていますが、ドットタイプのものはスイッチの凸部分とドットの位置が合わないと剥がれやすくなるかもしれません。

原価としては1円も掛かっていないと思いますw

アルミ箔、ピンセット、はさみ、テープのり

テフロン加工のハサミだと作業しやすいです。

作業方法は以下の通り:

  1. リモコンを分解する。
  2. 導電ゴムをアルコールなどでよく掃除する。
  3. アルミ箔の裏側(光沢のない面)にテープのりを貼る。
  4. 幅を整えてハサミで手頃な大きさ(3x3mm〜5x5mm)に切る。
  5. ピンセットで導電ゴムに貼り付けて余分な部分を取り除く。
  6. リモコンを組み立て直す
とりあえず、最初は1〜数個だけアルミ箔を貼ってリモコンを仮組みして様子を見た方がいいかもしれません。作業の方向性としては、アルミ箔がしっかり密着することが最優先です。アルミ箔が浮いてしまうと押さなくても押されたようになってしまいますので、リモコンとして機能しません。

これで我が家のリモコンは見事復活しました。


剥がれると押さなくても接触してしまうのでとにかくしっかり密着させることが大事
以下は失敗記録です。

エアコンのリモコン、別に醤油をかけたわけでもないのに反応が鈍くなってきまして。一番劣化著しいのは電源ボタン。最初は少し長い時間押していれば反応してくれたのですが、最近では渾身の力を込めないと反応してくれません。でがけにエアコンの電源が切れないのはイラつきますし、そのうちリモコンが折れそうで怖い。

というわけで、修理します。

最近のリモコンは導電ゴムをプリント基板に押し付けるタイプのスイッチが使われています。ボタンがフニフニと柔らかいやつです。これは大変よく使われているのですが、導電ゴムが劣化して電気を通さなくなってしまうとスイッチとして働かなくなってしまいます。

用意するのは、導電塗料。カーボン粉末などが入っていて、抵抗は大きいものの一応電気が流れます。我が家にあるのはナノカーボンペンです。しかし、どこにしまいこんだか忘れてしまったw

というわけで、代替品として鉛筆の芯を使います。方法は何でも良いのですが、鉛筆の芯の粉末をスイッチシートの導電ゴムの部分、基板の接点と向かい合った真っ黒いところに振りかけます。私は導電ゴムの上にカッターナイフを少し浮かせておき、そこでシャープペンシルを削るようにして粉を落としました。ある程度粉がたまったら、芯の尖ったところではなく「面」を使って粉をなすりつけます。6Bくらいの鉛筆があれば、そのまま導電ゴムの上に書いても良いと思います。いずれにせよ、塗りたくると金属光沢が出てきますが、ボタン面積の70-80%ぐらいが金属光沢になっていればOKです。余分なところについた粉はこすらないように、綿棒などで抑えるようにして取り除きます。

塗りつぶしながら思い出したのは共通一次試験(年がバレるな)。あのマークシート塗りは地獄だったなぁ(当時はマークシートを鉛筆で塗りつぶしたところ=電気が通る、で読み取っていた)。

なお、導電塗料を使う場合には、無水アルコールなどで軽く掃除してから基板と正対する黒いゴムに塗料を薄く薄く塗って乾かすだけです。

リモコンを仮組みしてボタンが反応するか確認してみてください。私は、「リモコンのフタが開いているモードか否か」を切り替えるためのスイッチのことを忘れていて、「あれー、こんだけ塗りつけてもどうしてここのボタンは反応してくれないのだ?」と頭を抱えていましたが、そういう落とし穴にも要注意です。

鉛筆の粉を使うのはあくまでも避難措置というか、導電塗料は1000円ぐらいしますので、原因が導電ゴムなのかそれ以外なのかを鉛筆で安上がりに検証する、という程度のものだと思ってください。導電塗料が手に入ったら、ゴム接点を一度中性洗剤でよくあらい、基板もティッシュで鉛筆の粉をきれいに取り除いてから、塗料を使ってください。

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