2019年4月14日日曜日

試作完了!


  1. Dynamic Version 0.0 - ESP32の「GPIOにはGeneral Purposeでないものが」
  2. Dynamic Version 0.1 - RTCとIR Remote追加
  3. Dynamic Version 0.2 - ダイナミック点灯としては試作完了
  4. Static Version 0.0 - 別のESP32の落とし穴にハマって抜け出せないのでボツ
  5. Static Version 0.1 - シフトレジスタが破損して時間を取られたが問題点すべて解決して試作完了

エモい。

PCBiteはもっと積極的に商売して欲しい



PCBiteというのは、プリント基板関連作業を支援するツールセットです。

基板を固定するためのバネ式のクリップと重力式(?)で固定するプローブ付きフレキシブルアームから構成されています。

いずれも磁石で鉄板に張り付くようになっています。


バネ式のクリップは指で押し下げて、開いた隙間に基板をはさみます。付属の絶縁シートを使えば、電極を挟んでも大丈夫。4つ付属していますが2個でも計測には十分ですし少し力のかかる作業では四隅を固定すればはんだ付けやリワークに対応できます。まぁ4つ外すのは少し面倒なので、裏表ひっくり返しながら作業するはんだ付け作業には別の台のほうが便利だと思いますけどもw


なかなかよくできているのはプローブです。フレキシブルアームで磁石の台とつながっていますが、このフレキシブルアームはぐにゃりと垂れ下がっていて、プローブに余計な力がかかりません。なので、狭いピンに当てたプローブがずれて隣のピンとショート、なんてことが起こりにくいです(起こらないとは言わないけど)。先端は尖ったポゴピンでハンダにいい感じに刺さって止まります。ヘッダピンが2本出ているのも気が利いてます。ただ残念なのはオシロプローブが用意されていないことです。シールドされて調節可能なプローブがついていたら神なのに。

Kickstarterプロジェクトとして始まって、今は自らのサイトで販売しているようです。いろいろ改良されたりアタッチメントが追加されていくのだろう…と期待していたんですが、あんまり活動していない様子。残念でなりません。もっとメジャーになってくれないかなーという想いで、このブログを書いた次第でございます。

基本セットで約100ユーロ、送料約50ユーロです。

もう1セット買っておきたいのですが、どなたか共同購入して送料を浮かせませんか?w

リワークの達人(への道)



あまり自慢できたことではないのですが、最近、初めて使うチップでドハマリしておりまして、部品交換や手直しを頻繁に行うため、妙に手際が良くなりました。

吸取り線とフラックスを併用するようになったのが効いてます。いや昔の吸取り線ってフラックスが粉を吹くほどに染み込んでいたんですが、今のはそうでもなくて、別にフラックスを使わないと駄目なんですね。それ知らなくて「今の吸取り線はどうもイマイチ」って思っていたのですが…いや、フラックス塗ってから使うと効くわー(笑)。

■表面実装の抵抗・コンデンサなど■

1005(mm・以下同)なら、電動式のハンダ吸い取り機でチップごと吸ってしまいます。

1608以上だと私の手持ちのノズルにはでかいので、

  1. まず基板用フラックスを多めに塗る
  2. チップ全体をかぶせるように吸取り線をのせてハンダゴテで上から加熱しつつ斜め方向に軽く力をかけるとズルッと滑ります。
  3. もう一度フラックスを塗って、ランドの上に吸取り編みを載せてハンダゴテをあて、雑巾がけするようにハンダを拭き取る
  4. フラックスクリーナーを適量落として綿棒で拭き取る

って手順ですっきりキレイに取れます。

■SOT-23ぐらいのトランジスタなど■

上記と同様の方法でも取れますが、ハンダゴテを2本使うと楽です。私の場合は通常のハンダゴテの他に前記の電動吸取り機をコテ代わりにも使っていますが、メインで使うハンダゴテの他に安い安い中華製ハンダゴテをもう一本買っておいて大きめのマイナスドライバーやカッターナイフみたいなコテ先をつけておくと何かと便利です。

いずれにせよ、大きなコテ先を2ピン側、もう1本を1ピン出ている側に当てればツルッと取れます。お掃除は上と同じ様に。

そういえば電子工作再開した当時は「左手でピンセット使えない」と嘆いておりましたが、いつの間にか普通に使ってます。人間の適応力すごい。まぁそれを言うと当時は「表面実装ばかりになったら、わしら不器用な人間はどう生きていけばいいんじゃ」なんて言ってたんですが、今はPQFPのピン間に1005のセラミックコンデンサ載せたりしているんだから、人間の適応力すごいです。


USB顕微鏡下での作業ですが、USB顕微鏡もレイテンシが大きくて買ったばかりの頃はまともに作業できなかったんですよね。あ、これは、ワタシのレイテンシーが大きくなって適応したのかもしれないw

■ESP32ぐらいまでのチップ■

以前書きましたが、ヒーティングガンとカプトンテープのお世話になっております。

2019年4月4日木曜日

基板のレジストをきれいに剥がす


■レジスト剥離■

基板レタッチでレジストを剥がす場合、今まではデザインナイフを使っていました。デザインナイフは先端がとがっているので削っている箇所をみながら作業できますが、鋭利なので線で削っていく感じになってしまい、キレイに剥がすのが難しいです(レジストが筋状に残りやすく完全に剥がそうとするとキズがつく)。

社内のガンプラ部の人からこんな道具があると教えていただきました。

顕微鏡下で使ってみると、刃の先が少し丸くなっていて(鋭角だと割れるんでしょうね)しかも刃に厚みがあるので…刃のどのへんが基板にあたっているのかわかりにくいのですが、慣れてしまえば0.1mm幅ぐらいの「面」で削れるので、作業しやすいです。

まぁ基板のレタッチなんてしないほうが良いんですが…しなければならないときのために1本あると便利です。

■余談■

最近、USB顕微鏡下の作業が増えました。受託開発でVSONなど微小(当社比)かつ使ったことのないチップが持ち込まれるケースが多いせいだと思うのですが…ペーストをステンシルで塗布した後のピック&プレースも顕微鏡下で行わないとズレてしまいます。以前はTERASAKIのルーペを使っていたんですが、倍率2倍だと見えないんですよね…ルーペだと立体視できるのは良いんですが、TSSOPまでが限度(当社比)。

実体顕微鏡買う方が捗るかなぁ…。

なお、写真の基板はJLCPCBに依頼して、自宅リフローしたものです。つや消し黒でも追加料金なしってのがありがたいです。ただ、つや消し黒ってフラックスをちゃんと洗わないと汚いですね。あと、金属光沢のハイライトに引っ張られてしまうので、顕微鏡で見てて目が疲れます。

量産はともかく試作には緑が目に優しいですわww

2019年3月26日火曜日

Eagle、NC強制配線の現象がわかった(っぽい)

回路図を見ても配線されていないNCの端子が、基板上では勝手に他の配線とつなげられてしまう現象の原因がわかりました。

回路図に部品をおいて、ローテートや移動したときに間違って他の端子とつながってしまうことがあります。そういう場合に配線を削除しても、その時のRoute名が端子に残っているようです。それで、その後配線作業をした時に、残っているRoute名と新たに生成されるRoute名が一致して結線されてしまいます。

直すには、NCのピンからどこにもつながらない配線を伸ばして、それからそこと勝手につながっている配線のRoute名を変えます。変更すると「このセグメントだけか?それとも関連する番号全部か?」と確認が出てきますが、「このセグメントだけ」を選びます。

これで消えるはずです。

DRCやERCにも出てこなくて、一本ずつ配線を確認しないと気づかない現象なので大変怖いです。今回NCと大きく書いてあるところにつながっていたので気づいたのですが…前回はVCCとGNDがショートしていてまったく起動せず頭を抱える状態でした。

ローテートや「接続しますか?」は慎重に扱いましょう。