2013年7月15日月曜日

あまりにも暑いので、やってみた。




なお、QRコードはcmanで生成しました。文字列はwikipediaから。

QRコード落語、とか思いついたけど、「子別れ」ってタイトルの後に何百個並べればいいのかわからないのでやめた。

2013年7月10日水曜日

サンダーバードの未来との差分

香港にて。

朝、サンダーバードの展示会についてのニュースをやっていた。

その中で、あれもこれも実用化されたけど、当時は携帯電話もインターネットも想定外だったねぇ、みたいな話が出ていた。

確かに、電子機器の発達は異常なほどだけど、交通機関は意外と発展してない気がする。チューブ式の高速鉄道や、車輪のない空飛ぶ自動車はどうなったんだw もちろん、サンダーバードの頃に比べれば、空の旅は特別なものではなくなっているし発展途上国でも自動車が多すぎて公害問題を引き起こしてたりと、量的な問題は大きく変わっているんだけども。

でも、ニュースを見ながら思った。電話など通信技術の発達が移動手段の進歩を止めちゃったんじゃないかなー。話をするなら顔を合わせなくちゃいけないし、必死こいて高速移動な未来を目指していたんだけど…どこにいても海外とも無料で顔を見ながら話ができる世の中になっちゃったら、余計な放射線浴びながら高々度超高速ジェット機乗ろうって気分も無くなっちゃう…ような気がする。

ついでにいえば、公共交通機関がきちんと定時運行されることは高速化と同じぐらいの意味があるよね。時間の読めない乗り物だとそれなりにマージンを見ないといけないけど、マージンの30分も電車に乗ってる30分も同じだから、みんながそのマージンを織り込まなくて済むということは、電車が30分速くなったのと同じこと。

なのでJRさん、はやくホームドアを全駅に設置してくださいね。

iPhoneのキーボードが出た時にUITextFieldの高さを変える方法(iOS 6)

よく、ブログなどに書かれているのは、「出てきたキーボードの高さ分をUITextFieldのheightから引いてやる」って感じだけど…それだと英語キーボードから日本語キーボードに切り替え、さらに予測変換窓が出た時に過剰に小さくなってしまったりします。

ということで、それを回避できるコードを張っておきます。UITextFieldが画面一杯に貼ってあるのが前提です。

■準備:Notificationの設定■

UIKeyboardWillShowNotificationでkeyboardWillShowを呼び出すよう設定します。


- (void)viewDidLoad
{
    [super viewDidLoad];

    NSNotificationCenter *center;
    center = [NSNotificationCenter defaultCenter];
    [center addObserver:self
               selector:@selector(keyboardWillShow:)
                   name:UIKeyboardWillShowNotification
                 object:nil];
}


■本体■

UIKeyboardWillChangeFrameっていうnotificationが別にあるんですが、willShowだけでキーボードが現れる時、英語と日本語切り替えた時、日本語キーボードで予測変換窓が現れた時に呼び出されてしまいます。良いのかそれで?

ミソは、convertRectです。keyboardFrameEndから返ってくるのはwindowの座標系で、ツールバーの高さやOrientationなどが配慮されていません。ので、現在のviewの座標系に変換します。これで「キーボードのorigin.y座標=使える画面の下限座標」となりますから、これでtext fieldの高さを設定し直します。

同じViewの上でキーボードを出したり消したりする必要のある時にはUIKeyboardWillHideNotificationを使います。ノリは同じで、viewのframeを取得してその下限を元にtext fieldなどの高さを調整するだけです。



- (void)keyboardWillShow:(NSNotification*)notification
{
    CGRect keyboardFrameEnd = [[notification.userInfo 
           objectForKey:UIKeyboardFrameEndUserInfoKey] CGRectValue];
    keyboardFrameEnd = [self.view convertRect:keyboardFrameEnd
                                     fromView:self.view.window];
    
    originFrame = self.textInput.frame;    
    float newHeight = keyboardFrameEnd.origin.y - originFrame.origin.y;

    [self.textInput setFrame:CGRectMake(originFrame.origin.x, 
                                        originFrame.origin.y, 
                                        originFrame.size.width, 
                                        newHeight)];
}


■後始末■

最後にnotificationを消し忘れないように。私はよく忘れます。ではでは。


- (void)dealloc {
    NSNotificationCenter *center = [NSNotificationCenter defaultCenter];
    [center removeObserver:self 
                      name:UIKeyboardWillShowNotification 
                    object:nil];

    [textInput release];
    [super dealloc];
}

2013年7月9日火曜日

古いアプリをiOS6対応にしたらupside downにならない件を解決

■症状■

古いプロジェクトをiOS 6対応にしたら、portrait upside downにならない。NotificationでOrientationが変わったことは検出できるけど、Viewが回転しないので横向きになったまま。

iOS6のデフォルトではiPhoneではupside down以外が許可、iPadでは全方向が許可されていますので、それがそのまま効いていて変更できていない、ということになります。


■一般的な対策■

iOS 6ではshouldAutorotateToInterfaceOrientationが廃止になったので、対象ViewControllerでsupportedInterfaceOrientationsとshouldAutorotateを使う。


- (BOOL)shouldAutorotate {
    return YES;
}

-(NSUInteger)supportedInterfaceOrientations{
    return UIInterfaceOrientationMaskAll;
}

iOS 6対応として最初から作ったプロジェクトはこれで動きます。しかし、viewやらcontrollerをいろいろいじっている古くからのプロジェクトはこれではダメでした。

個人的困ったのはSalesforce対応アプリです。Salesforce mobile SDK for iOSの最新版ver 1.5でも未だにStoryboardやARCに対応していないので、中身は結構古いまま。テンプレートからiOS 6 targetにしても、upside downは働いてくれません。

その一方で…iOS 5をターゲットにすると、Web ViewのログインでID入力欄をタップしただけでSIGABRTするのは私だけでしょうか?


■原因■

root view controllerが別にあるためview controller上で上記shouldAutorotate / suportedInterfaceOrientationsをいじったとしても、標準のUINavigationController等で上書きされてしまう。


■解決策■

私のプロジェクトでは、Storyboard上のUINavigationControllerからメインviewを呼び出していましたので、UINavigationControllerのサブクラスNavigationControllerを作り、上記shouldAutorotate / supportedInterfaceOrientationsを貼ります。その上で、Storyboard上のnavigation controllerのcustom classをNavigationControllerに変更します。これでうまく行きました。いやはや。



■Salesforce mobile SDK for iOSの場合■

上記Salesforce mobile SDKの場合、テンプレートから作成されるプロジェクトはAppDelegate.hのnewRootViewControllerでViewとUINavigationControllerを生成しています。

上記と同じ手順でUINavigationControllerのサブクラスNavigationControllerを作り、AppDelegate.mにインクルードしてから、newRootViewControllerを書き換えます(書き換え箇所は赤字)。


- (UIViewController*)newRootViewController {
    RootViewController *rootVC = [[RootViewController alloc] initWithNibName:nil bundle:nil];
    NavigationController *navVC = [[NavigationController alloc] initWithRootViewController:rootVC];
    [rootVC release];
    
    return navVC;
}



2013年7月8日月曜日

Salesforce mobile SDK for iOS 1.5

五十肩とか自転車レースとか転倒等によりすっかりご無沙汰してしまいました。今日はSalesforce mobile SDK for iOS 1.5のお話。

■感想:速い…?■

1.3当時は更新がうまいこと反映されないなどの問題があったので切っていたのですが、今回試してみたら起動がヤケに速い。記事によるとデフォルトでonになったとのこと。せっかくなので試してみたら、以前の問題は解消していて、これならキャッシュとして十分機能していると判断し、今回からONにしました。

Authentificateも早くなったような気がします。私のアホなアプリ「FourChatter」はあまり処理らしい処理をしていないのに(いないからこそ?)、2回目以降の起動時間が1/4ぐらいになりました。

■問題点■

ご存知の通り、iOS 6でOrientationの仕様が大きく変わっています。そのせいかどうか、SDKから作ったテンプレートアプリのinfo.plist上でPortrait Upside Downに設定しても、upside downになってくれません。他の方向へは問題なくrotateしますし、UIDeviceOrientationDidChangeNotificationでnotificationを受けるとちゃんと「upside downになるで」と通知が来ますが、表示は横を向いたままです。

追記:解決しました→古いアプリをiOS6対応にしたらupside downにならない件を解決

SFNativeRestAppDelegate.mを見ると「iOS 6になったらこの書き方はダメ」って書いてある書き方が多々あるけど、うーむ…。

かといってiOS 5でビルドするとSalesforceへのログイン画面に触っただけで落ちるし…困ったもんだ。

■そこに別の問題が■

アップデートしたアプリをAppleへ送付しようとしたのですが、失敗しました。Validate...は成功しますが、Distributeでエラーが…。


ググるとJVM関連のトラブルのようで、JDK 6が立ち上がるようにすれば良いという解決策などが出ているのですが、ダメでした…。この件、アップルに問い合わせメールを送って対応待ちです。いやはや。