2017年8月24日木曜日

脊柱管狭窄症その後

発症から丁度20日、まだ症状は治まりません。

でも、リリカカプセルとワントラムのおかげで、夜ベッドの中、一晩中痛みと痺れで眠れない……ということはなくなりました。昼間もがっつり腰を曲げなくても部屋の中を徘徊できる程度です。

ということで、リハビリ第一歩として、杖を持って徘徊ウォーキングにでかけました。

ベンチの少ない都会で生活する以上、そこらで座り込んで休むわけにはいきません。エビのようにがっつり腰を曲げて歩くのはいろいろ無理。

というわけで、なるべく直立して負担にならない歩き方と負担になったときの素早い回復方法を模索。杖を持って、「私はへんな人ではない。単に腰が痛い人なのだ」とアピールも忘れません。その結果:

  • 腰を曲げるより骨盤を突き出す感じの方が歩きやすい
  • 骨盤を固定した方が負担が少ないかと思ったけど、骨盤を旋回させる(いわゆる胃袋に股関節があるイメージ出歩く)方が楽。たぶん患部である腰椎よりも上の脊柱が旋回を吸収するからではないかと考察
  • どうにも痺れてしまって休むときには杖によりかかって腰椎を後ろに突き出すイメージにすると楽。まぁこれは物理的に推測できること


今日は自宅だから帰宅してすぐに風呂に入ってストレッチできたけど、外出先ではそういうわけにもいかない。とはいえ、一応、物体Xにならずに散歩といえる歩き方ができたので、リハビリ第一歩としてはおk


■関連■

脊柱管狭窄症が来た
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脊柱管狭窄症、発症から約1ヶ月

2017年8月17日木曜日

Eagleで簡単にサーマルヴィア

ずれてるな…。この後直しました。しくしく。

■サーマルヴィアとは■

表面実装ICの真ん中にGND兼用放熱パッドがあってそこからより一層の放熱を求める場合、裏面へ熱を伝えるためにサーマルヴィアを打ちます。何かそういう特殊なVIAがあるわけではなく、べたGNDを貼る前にPCB屋さんの最小ドリル径で適当な間隔でVIAを置いていくだけのことです。

ただ、VIAをおいただけだとtopはベタGNDと一体化するもののbottomはベタGNDと接続されずただのムダVIAと化してしまいます。

■サーマルヴィアの置き方■

いろいろ方法があるようですが、
  • Nameコマンドを選ぶ
  • VIAをクリックする
  • 名前をGNDにする
これでちゃんとつながります。VIAが多いと面倒くさいですが。ライブラリをいじったりするよりも簡単確実だと思いますので、お試しください。


2017年8月8日火曜日

脊柱管狭窄症が来た

仙腸関節用ストレッチ用ボール

ずっと会議室にこもっていた翌日の木曜日、朝から腰痛いなぁと思っていたのですが、昼になって突如、歩けなくなりました。歩けないというか、身体を直立させると左股関節から腿全面にかけてしびれてしまって立てない状態。いててて、と前かがみになったら急にしびれが取れて、腰痛も軽減する…という今まで経験したことのない症状が。

この日は母と墓参りの約束をしていたのですが、幸い前かがみ状態であれば症状がでないので前傾姿勢のクロスバイクで寺まで移動し、あとは前かがみでよろよろと墓参りを終わらせました。母が特発性大腿骨頭壊死症で人工股関節を入れているのですが、その症状と似ていてビビります。

すぐにでも医者に行きたいところだったのですが、整形外科の待ち時間が長いのは全国共通だし何よりも転職したばかりで保険証がないところでMRIを取られたら死んでしまいます。

アーロンチェアに座っているとなんぼかマシですが、1時間が限度。ロコアテープもロキソニンもカロナールも効きません。同じ姿勢でじっとしていると股関節から腿前面が痺れてきます。

特にベッドの上ではひどく、1時に痛みで目が覚めてそのまま3時までしびれて眠れない。眠れないという意味では五十肩よりもタチが悪い。

ただ、

  • 左腿前面がしびれたときにはうつ伏せで左足まっすぐ右足を90度右に出した姿勢でじっとしていると15分ほどで解消する
  • 股関節付近がしびれてきたときには左を上にして横臥し右足と左足を重ねるようにして胴体と腿が60-120度程度の角度とし、左膝と右膝の位置を少しずつ調整しているとふっとしびれが収まる箇所が見つかる

などのwork aroundがイヤでも蓄積してきます。

そして月曜朝、どうにも我慢できず家から一番近い整形外科に行きました。クロスバイクでさっそうと移動し、駐輪場から受付までは60度前屈状態でよろよろと。

幸いにも1時間程度の待ち時間で見てもらうことができて、その日のうちにMRIも撮影、費用も預り金を入れればあとは保険証が来てから精算してもらえるとのことで1万円だけで済みました(病院によって異なります)。たぶん1万円では足りないと思うのですが(初診料, MRI, 院内処方)。

で、診断の結果は表記の通り脊柱菅狭窄症。加齢が原因。現段階では手術するほどではないけど、様子を見ましょう…とのこと(排尿障害、排便障害がある場合には48時間以内に手術するそうです…そのときに備えて近所で内視鏡手術ができるような整形外科か脳神経外科を探しておきましょうね。内視鏡だと1週間程度、普通の手術だと1ヶ月程度の入院が必要です。ただ患部の状態によっては内視鏡では手術できないことがあります)。

で、3 x 30日のロキソニンが処方されそうになったのですが、NSAIDsはこれまでも効かなかったしロキソニンの長期服用はイヤなので、五十肩の時にも使ったトラムセットの1日1錠版、ワントラムとリリカカプセル30日分を処方してもらいました。家に帰ってから、トラムセットじゃなくてノイロトロピン+カロナールだったことを思い出しましたが、まぁあまり変わらないか…。ノイロトロピンはうさぎが可哀想だし…。

で、最初の夜。とりあえず何度か目は覚ましましたが、少し姿勢を変える程度で寝直すことができ、切れ切れながら7時間寝られました。また歩行も前屈60度の状態から酷い猫背の人がヨタヨタ歩くという程度になりました。

あとは先輩患者から教わった本を参考にストレッチをし、その他この数日間痛めつけられていた梨状筋などのインナーマッスルをほぐしていくストレッチをすれば、だいぶ回復するはず。(追記:実際に効果の感じられたあ壁前屈ストレッチやドローインについては続編に詳細

いやはや…。

今までも基本腰痛持ちだったんですが、体重が90kgを切ってからは休まなければならないような腰痛にはなってませんでしたし、何よりも足がしびれるような症状は経験したことがなかったので、ビビりました。こんな風に突然来るんですね。

同じ病気をお持ちのみなさん、シンドイですけど何とか頑張りましょう!

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脊柱管狭窄症が来た(この記事)
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脊柱管狭窄症、発症から約1ヶ月

2017年8月3日木曜日

転職しました

前職「株式会社アークシステム」を2017年7月31日付けで退職しました。

同社は基本的に口頭伝達の文化のようで、全社員が共有するスケジューラにも有給休暇の予定が入力されておらず、出社予定を確認してメールを送っても期日までに回答がなく、あとで「休みでした」と言われることが何度もありました。

入社時に「聴覚障害なので大人数の会議は無理です」とお伝えしてあったのですが、アサインされた業務は大人数でのスタンダップミーティングや大人数でのヒアリングが必要なもので、最終的には要件聴取のヒアリングは倉橋の担当と申し渡されたことが退社の決定打となりました。

今から思うとStruts 2.0などのレガシー技術に適応できず凡ミスが続き文句だけ多い私を自主退社させたかったのでしょうか。もっと早く気づくべきでした。ごめんなさい。

退職届を提出した後、ちょっとIT業界に疲れたのでしばらく職業訓練校に通って3D CADの勉強でもしようと思っていたのですが、幸い若く勢いのある会社さんにIoT関連の研究職として拾っていただくことができました。

//  ちなみに職業訓練校は年齢制限があります。
//  事前にしっかり調べておきましょう(笑)。

現職にはまだ入ったばかりで右も左もわかりませんが、事前にレジュメが配布されて会議が定刻で開始され決定事項が確実にコミットされる、というごくあたり前の状況に感動しています。

株式会社アークシステムには大変お世話になりました。厚く御礼を申し上げますとともに今後のご発展をお祈りします。

ありがとうございました。