2015年3月26日木曜日

いわゆるスーパー三端子レギュレータ

交換前。


3端子のDC/DCコンバータ、使ってみました。

この回路、電源24vだけどmbedなのでロジック回路は3.3v。約50mA流れるので約1wが三端子レギュレータに消える計算になり、さすがにチンチンに熱くなります。

さすがにこれはいけないので、スーパー三端子レギュレータに交換してみました。

YES! 秋月!

表面積がでかいので単純には比較できないけど、触っても全然温度を感じません。電流が小さいこともあって、オシロで拡大してみてもシリーズレギュレータとの差は特に感じられないレベル。まぁオーディオなどだとわかんないけど、私の粗雑な電子工作レベルでは何の問題もない。

昔、100mAの7805が150円ぐらいしたことを考えれば500mAで250円はただみたいなもの。今後もこういう用途には使っていきたいと思います。

それにしても…便利な時代になったものよのぉ…。

全然関係ないけど、オリーブオイルで焼いてコンソメバジルかけたら旨かった。下手な本物より好きかもしれないw


2015年3月22日日曜日

Arduinoで指紋認識

たれにLEDが映える…と思ったら私の顔もかすかにw

友達のOさん経由でFingerprint sensorを入手できたので、さっそく試してみました。

Adafruitで公開されているDatasheet PDFが中国語でびっくりしますが、Adartuitがチュートリアルを用意しているので、ご安心くださいw しかし、mbedで使うつもりだったのですが、ドライバの情報が中国語だけなのは辛い。

なお、先に書いておきます。原因はわかりませんが私の入手したセンサーには指紋を一つしか登録することができませんでした。Adafruitで売っているものと違うタイプなのかもしれません。いずれにしてもこれでは指紋認証デバイスの意味がないので、Adafruitに改めて注文して後日また報告します。

それはさておき、Arduinoにつないでみます。

付属のコネクタ&配線は導線部分が短すぎてそのままではブレッドボードなどに刺せないので廃リード線をつぎたしてやります。最近、リード線の接触事故などでBBB、LPC1114FN28などを相次いで殺してきた私なので、熱収縮チューブできれいにカバーしました。


なお、コネクタは下の写真の向きで差し込みます。


Arduinoとの接続は、

  • 黒:GND
  • 赤:5V
  • 緑:p2
  • 白:p3

です。GitHubからライブラリ+サンプル+ドキュメントをダウンロードします。チュートリアルではいきなりfingerprintサンプルを試していますが、当然まだ指紋を登録していないので動きません。まずenrollで登録しましょう。

encollの使い方はソースを見ればわかりますが、起動しシリアルモニタを9600で表示するとidを何にするか聞いてきます。12にする場合、 12とスペースを入力し、送信ボタンを押します。そうするとセンサーが赤く点灯、待機状態になります。あとはシリアルモニタの指示に従い:
  1. 登録したい指をセンサーに乗せる。
  2. 指を離す
  3. もう一度乗せる。
  4. 失敗した!と言われたらもう一度
で、これを繰り返して別のIDで別の指を登録します。


これでめでたくfingerprintを試せます。実行すると赤く早い周期でLEDが点滅しますので、さきほど登録した指を乗せます。

が。

前述の通り何故か最後に登録した指一本しか認識してもらえません。新しいのが届いたらまたテストします。

お疲れ様でしたorz

認識に失敗してもエラーメッセージなどは出ないので、認識失敗してリトライしているのか認識処理をしているのかがわからないのですが、1秒以下で認識されることもあるので、一応カタログ性能は出ているのかもしれません。登録した時とほぼ同じような位置に指を置かないと認識されないので、指ガイドなどを設置する必要があると思います。

ライブラリの中身を検証する気力がないので、とりあえず部品沼に沈めておきます。なむ。

PanaVise導入しました。

想定よりも土台がでかい。こっちは小さなバイス

何というか、私のチマチマした電子工作にはデカいw

こっちは大型基板用バイス

でもユニバーサルジョイントが2カ所ついててネジ二つ緩めるだけでどんなポジションでも取れるのはすごく便利。ユニバーサルジョイントにも何か絶妙なクリック感があって、軽くネジを締めれば自然に止まる。




バイスは小型基板用と大型基板用を合計2種類。でかい基板用はワンタッチで基板を脱着できて便利。


  • 591-312 TRAY BASE MOUNT(部品トレイを兼ねたプレート)
  • 591-305 LOW PROFILE BASE(球関節のついた土台)
  • 591-315 CIRCUIT BOARD HOLDER(大きい方のアーム)
  • 591-203 HEAD FOR 300 BASES(小さい方のアーム)


made inどことは書いてないんだけど、雑なところときれいなところが混在していて笑える。バリあるけど怪我するようなとがったところはない。メッキはむちゃくちゃ分厚くて長持ちしそうな感じ。何というかまぁ昔のアメ車的。



今使っている2,000円弱で買ったやつは作業性がものすごく悪い。ツマミの仕上げが悪くて強くつかむと痛いし、ジョイントのボール把握がいまいちなので思いっきり閉めてもとまらないしで、少しワークの角度を変えようとしても大騒ぎなのだった。クリップのビニールカバーはすぐ外れるし、錆の上にメッキしたんじゃないかってぐらいシャフトがざらざらだし。ああ悪口いえばキリがない。



今回Mouserに注文して合計15,000円ぐらい。送料無料なのでUPS Worldwide Express Saverが選択されたのですが、水曜日の朝注文して木曜に成田到着、金曜のお昼に配達されました。UPSすげえ。いつもは国内でものすごくモタモタするんですが、これがExpress Saverのご威光というやつなのでしょうか。

アメリカーンといえば、梱包。プチプチ充填された上、それぞれがビニール袋に入って熊でも止められそうなホチキスでがっつり止まってます。で、このプチプチがまた多い。30リットルぐらいあるので処分が大変っす。


一方中国は封筒にそのまま部品が入ってたりする。

中間点はないのか。

2015年3月7日土曜日

仕事に役立つ電子工作w



私は耳が遠いのですが、一日中補聴器をつけていると汗疹ができたりして具合が悪いので基本的に仕事場では外しています。

しかし、それではミーティングの招集に気づかなかったりで何かと不便。いちいちチャットで教えてもらうのも何だかなぁだし。

というわけで、呼び出しデバイスを作りました。

LEDと電池とスイッチでいいじゃん、とも思ったのですが、無駄な努力こそ電子工作。

第一号機は以前、「無駄に豪華な自転車用ストップランプ」の流用で、「叩く→点灯」というシンプルな装置。加速度センサADXL345で装置を叩いた時の振動を検出し、MSP430G2553でFFTかけてノイズなどの影響を排除して「叩かれたかどうか」を判断してLEDを点灯するのですが…今ひとつ反応が鈍いしLEDまで電線ひっぱるのが面倒くさい。

だったらリモコンにすりゃあいいんじゃね?とできたのが2号機。上の写真です。赤外線リモコン受光器とLPC1114FN28を使って、そこらに転がっているリモコンからの信号が来たらLEDを激しく点滅させる方式としましたw

こんなん1時間もあれば終わるわ、と始めたのですが…IR Remoteが何故かFRDM-KL46で正常に動作せず2時間ほど捕まってしまいました。安直に動かそうとFRDMを使ったことが裏目にorz

あきらめてLPC1114FN28を使うことにしたら、dp27がオープンコレクタだと忘れていて「LEDが点灯しない…いや電圧が出ていないじゃん?」と頭を抱えたこと以外は特に問題ありませんでした。

ああ無駄な工作は楽しいw