2014年10月26日日曜日

読書灯:ミスった 組み立てた 動いた

しかし、デカいな>28pin 600mil幅

先日オーダーした基板、設計のミスで一部のグラウンドが配線されておりませんでした。部品をハンダ付けした後のチェックで発覚。三端子レギュレータから電圧出てなくて調べてみたら三端子は正常、外部センサー用のGNDが宙ぶらりんになっていました。

うーん、GNDクラスに設定してあるし、チェックでもエラー出なかったんですが…とEagleの自動配線頼りきりなのがバレバレな話。ジャンパ一本で済む話ですが、良い教訓になりました…。

元はこんな状態(この他にCL6807用のサブ基盤)だったのですが、だいぶすっきりしました。
下にあるのは「カンパチ」

ブレッドボード上でいろいろ改良していこうと思って作ったものなんですが、一発目でかなりいい感じに動いてしまい、いつもの「動いてるんだから、いーんじゃねーのーw」病が出てしまいました。UIとしてPIRと距離センサを付けて、当初シリーズの定電流回路だったものをCL6807に変えたりはしましたが。

さて、「製品」が出来上がればブレッドボードはお役御免です。どうもモノに思い入れしてしまうタチなので、バラす前につい手を合わせてしまったり。

短い間だったけど、お疲れ様。


余談ですが、一度使った抵抗、1個1円なので、作業に要する時間を考えたら捨てた方が効率良いのはわかってます。でも、もったいなよね。


2014年10月25日土曜日

ホームリフロー:3度目の正直で大成功!

アルミ基板にチップLED 3種。

■追記(2015/12/30)■

サンハヤトの「表面実装部品取り付けキット SMX-21」を使うともっとラクです。

■準備■

冷凍庫に入れておいたハンダクリームを出しておく。買ってから半年ぐらいになるので、いろいろ実験的な意味で冷凍してみた。結果として元々良質なハンダというわけではなかったので特に違いは感じられなかったw

■ハンダクリームを塗る■

これまでマチ針を使っていたのですが、作業性が悪いというか何十回も試してたまたま乗るというレベル。どうしようかと日々悩んでいましたが「ハルロック2巻」を読んでいたらマイナスドライバーらしきもので塗っているシーンがあり、「ユーレカ!」と叫びつつ全裸で家を飛び出した次第です(※精神的な意味で)。

ハルロック2巻 p170(c 西餅/講談社)

というわけで、幅4mmほどのどこにでもあるマイナスドライバーで使ってみたところうまくいきました。コツとしては左官屋さんが漆喰を伸ばすようにドライバーを寝かせ気味にして押し付けるというか擦り付けるという感じ。これまた左官屋さんがコテをコテ板の上の漆喰を伸ばしたりまとめたりするようにしてハンダクリームの調子を整えると乗せやすいです。塗り上がりはこんな感じ。先日届いた基板です。

ご覧のようにはみ出しまくりですが気にしない。


これにCL6807を乗せますが、ランドが隠れてしまったので位置がわからないw でもパターンの延長線上にあるのは間違いないので、まぁ誤差0.5mmぐらいの感じで置いていきます。

あとはレジストと表面張力を信じて。


■リフロー■

ホットプレートに基板を置いて、放射温度計でホットプレート表面が180-200度前後になるように保ち、基板表面が180度になったところから2分間測ります。途中で灰色だったクリームがいい感じに溶けてきます。2分たったところでホットプレートの温度をあげて、ホットプレートが270度ぐらいになるようにスイッチを調整し、基板が230度を越えたあたりでスイッチを切り、あとは250度を超えないように祈りながら30-60秒間230度以上をキープします。あとは冷ましてできあがり。

下の右側中央ピンは手ハンダで補正したので少し汚いorz

…これ書いてて気づいたですが、ホットプレート上は周辺にあるヒーター直上部と中心部は25%ぐらい温度差があります。いつも中心の低目のところにおいていたのですが、周辺部においておいて、基板が250度に達したら中央部で涼んでもらう、という手がありましたねぇ。忘れないようにしなくては←忘れるフラグ

なお、上の赤いガラスエポキシ基板の後に、秋月のアルミ基板もリフローしてみたのですが(一番上の写真)、小さなアルミ基板の右端と左端で15度ぐらいの温度差がありました。もっと熱伝導率が良いと思っていたのですが、意外です。

■検査の結果■

ガラスエポキシ基板の方は1箇所だけ浮き気味でした。ハンダクリームが少なかったのだと思います。導通は問題ないのですが、放熱ピンなので手ハンダで修正しました。

一方、アルミ基板については、その経験を受けて少し多めに乗せたので、問題ありません。盛りすぎたような気もしますがw LEDの電極と基板のパターンがずれないか心配だったのですが、表面張力補正が効いたのか問題ありませんでした。

■今後■

こうやってみると、やっぱりホットプレートは熱慣性が大きくて温度制御が大変です。

ただし「できるだけお金をかけないで、最低限の加工ができるラインを見極める」というのが当初の目的でした。特にステンシルが必須なのかどうかと、消費期限が一ヶ月しか無いサンハヤトのハンダクリームでなければダメなのかを確認したかったのですが、今回これら2点がクリアできました。

現状の「基本1品もので表面実装する部品もせいぜい数個」という状態ならば、ステンシルなしでハンダ付けと同等の作業時間で処理できます。

そんなわけで…次に買うとしたらリフロー炉かなぁ。

オーブントースター改造? 私、金属加工が苦手なんです。

ではでは。

2014年10月21日火曜日

Elecrowからプリント基板が届いた!


9月末に発注したけどガーバーデータに誤りがあったので、一度ストップ。そしたら中国の祝日に引っかかってしまって発送は10月8日。14日に日本に届いて、今日配達されました(遅いな、日本国内)。
包装は外から紙、プチプチ、シュリンク包装

ところどころパターンが無駄に曲がっているのは私がEagleで手を抜いたせい。ベタアース作らなかったので妙にすっきりしてる^ ^;

ハンダメッキも美しいw

それにしても画面上に実寸大で表示したよりもでかく感じるなぁ。わかっちゃいるけど、LPC1114FN28でけえw



さぁ週末が楽しみだ。

それにしても10枚頼んで約2000円。ヘタすると秋月のユニバーサル基板より安いw …とか書いてしまったけど、一桁違うな。すいません、ハイになりすぎましたm(_ _)m

Play! + Scala + Eclipseで落とし穴

お久しぶりでございます。

私自身初心者なのですが、会社でPlay! + Scalaの入門教材を作っております。そしたら見事に自分が落とし穴に落ちました。

Actionでよく出てくるこれ:

    Ok(views.index.html("Message")) {}

今までエディタを使ってましたが、「なるべくハードルを低くしよう」とEclipse+Pluginで試していたら…「views.indexにhtmlなんてねえよ」というエラーが消えない。いろいろインポートしたりしても消えない。頭を抱えつつStack Overflowで検索してみたら。

「Eclipseの間違いだから、気にすんな」とのこと。

ブラウザをリフレッシュしたら、動いたです。

これで小一時間潰したのは残念すぎるorz

あ、あと、コマンドがplayじゃなくてactivatorになったんですね。playのダウンロードページをクリックしたつもりが変なところに飛ぶので何が起こったのかと思いました。はい。