2017年1月31日火曜日

木工、一部解決

ソーガイド様(岡田金属工業所のWebより引用)
木工は苦手です。

木工だけでなく工作全般ダメなんですが、何がダメって水平垂直が出せません。

なかでも木工は素材に厚みがあるために、垂直が出せないとどうにもなりません。「いいもん、ホームセンターで切ってもらうもん」と言ってたのですが、ホームセンターはそこで買ったものしか切ってもらえないので、そのホームセンターで売ってないものはどーすりゃいいのさ思案橋、ってことになります。

が。

ソーガイド」という武器を発見しました。文字通りガイドのついたノコギリです。

角度調整のできるタイプと90/45度のみのタイプがありますが、当面ホゾを組んだりする予定もないので90/45度タイプにしました。

とりいそぎ、サイズ間違えて買ってしまった5mm厚のMDF18枚を勝手しなければならないので試してみました。

カットする位置に線を引いて、その線にそってダミー刃をつけたガイドを当てます。ガイドを抑えてスコヤで直角を確認したあと、反対側に定規を固定してマスキングテープで止めます。定規にガイドをあてたままスライドする寸法です。あとは、ダミー刃の代わりに付属の本番用ノコギリを差し込みsawingしていけばOKです。

カッターナイフやハサミですらまともに使えないこの不器用な私、どうなることかと思ったのですが・・・ガイドからずれることもなくけがいた線の真上をずれることなくほぼ垂直な線でカットできました。

最初のロット(上)は少し波打ってますが次第に改善されていく図

……まぁ束ねて写真取るとアラもあるんですが、私にしては上出来ですw

板を切断できただけで何を大げさな・・・というのは自分でも自覚してますが、「苦手なら道具を使えばいいじゃん」ってのは、本業のソフト開発では当たり前にやっていることなんですよね。今年は「苦手だからやらない近寄らない考えない」というタコツボから脱出し「苦手ならそれを解決する道具を探す」という方向で生きていこうと思っております。

■追記■

ガイドソーじゃなくてソーガイドではないか、とご指摘をいただきました。ありがとうございます。修正しました。

今更ながらヌードルメーカー

シャトルシェフでスープを作り、ヌードルメーカーで麺。分業体制である。

遅ればせながらフィリップスのヌードルメーカー買いました。

いやー、もっと早く買えばよかった。美味しい低糖質麺が比較的ローコストでできるのは大変ありがたいことです。

まだn日目ですが、ノウハウを2つほど。

Tips 1 出てきた麺を切るのはテグスで

付属のキャップだと潰れちゃってる写真をよく見るので、果物ナイフを使ってみたんですがこれもどうも爽快感がないw

キッチンバサミも試してみたんですが、うまく使いこなせずダマを作っていまいました。

ということで、工作用に買ってあったテグスを使ってみたところ、大変はかどりました。刃に幅がないので、切断面の後から出てくる麺を邪魔しません。使い方は30cmぐらいに切って左手の親指人差し指に巻きつけてから右も同様に巻きつけ15cmぐらいの間隔にします。その状態で左をネジのところに固定しておいて右手を上下に動かすとスパスパ切れます。ああ快感。

Tips 2 残った生地の利用法

料理に使っちゃえばいいのですが、私はパスタマシンと併用しているので冷凍して溜めておいた生地はパスタマシンの初期掃除用にストックしてます。パスタマシンを久しぶりに使うときには最初に掃除用に捨て生地を通すんですが・・・ヌードルメーカーの出口近くに残った生地は水分少ないのでパスタマシンにくっついたりせず綺麗に掃除できます。

2017年1月26日木曜日

ワニス、スコヤ

ワニス

Varnish(バーニッシュ)が訛ったものだと知りびっくり。
和ニスだと思っていました。


スコヤ

これもSquare(スクウェア)が訛ったもんだそうな。
開発者の屋号かなんかだと思っていたです。

職人の世界は奥が深い。

そういえば、中学校の技術家庭の頃からずっと木工には苦手意識を持っていました。まぁ木工に限らないのですが、水平垂直直線が出せないのが悩みの種。

…だったのですが、最近、ガイド付きの鋸を購入しました。電動工具にそういうのがあるのは知ってたんですが、手動の鋸にもあるんですね。先日サイズ指定を間違えて買ってしまったMDF板が大量にあるのですが、あっという間に片付きました。


スコヤで計測した結果、きっちり直角です(断面も切断線も)。ああ…40年前の技術家庭以来の宿願が成就していく……。

2017年1月8日日曜日

Elecrowでアクリル板加工

出来上がった組接ぎの立方体
Elecrowさんのレーザー加工サービスを注文してみました。

Webに出ているのは100 x 100 x 8mm(厚) 5枚で$5.80なんですが今回はメニュー外で5cmの立方体を2つ作ってもらいました。組継ぎの設計データを生成してくれるサービスを使ってギャップを変えて2種類生成し、どのぐらいの精度で上がってくるかを確かめます。データ生成にはレーザービームの太さなどを入力する必要がありますが、elecrowさんに問い合わせたところ0.2mmとのことです。
発注の手順としては、Webに出ている担当者アドレス andy@elecrow.com にDXF形式で図面を送って、アクリル板の種類などを指定して見積をお願いします(今回は透明5mm厚)。その日のうちに返事が来て「送料は出来上がってから計算する」とのことなので、とりあえず見積金額をpaypalで12月31日に送金。発送方法としてはOCS/ANAを指定。

1月4日に送料$14との連絡があったのでPayPalで支払い。1月6日に発送したとの連絡があり、1月8日の今日届きました。

おお、納品書が日本語になっているw 

それよりも驚くのは加工精度。先日買ったばかりのデジタルノギス(ミツトヨ製)で計測してみたところ最大誤差40umでした。箱を組み立ててみると、ギャップ小さめに取ったものでもスッとスキマに入っていき、フタだけ持ち上げても落ちない。もうちょっと攻めた設計にしてもよかったかもしれない。プロのレーザー加工機ってスゲえ。


市販のラズパイケースなどはスッカスカで、そういうものだと思っていたんですが(まぁ公差を大きめに取っているんでしょうけど)。

トップの写真はちゃんと接着して組み立てたものです。透明で見えませんが天板もきっちりはまってます。底板だけシールを剥がしていないのは目印です。天板だけ接着していないのですが、一見どれが天板だかわからないしかなり力を入れないと開かないので区別する必要がありましてw

なお、接着をしっかりしようと思って、ハタガネを使って固定してから接着剤を流し込んだのですが、その際に少し圧縮されてしまいました。アクリルは溶かして固める方式なので、溶けた面を強く押しすぎると潰れちゃうんですよね。次回反省材料とします。

こうなるとファブスペースみたかで3,240円払って加工する意味ないですね。みたかの加工機(UNIVERSAL/VLS2.30)だと1辺90mmで最大1mmの誤差があって、しかも断面が成木ヒルクライムぐらい傾いていたので。みたかのヒトいわくすぐには調整に来てくれなくて困っているとのこと。