2016年5月18日水曜日

作った基板が動作しない:切り分け編



トラブルには切り分けが大事です。

ESP-WROOM-02が起動しない原因は大きく分けて以下の3つに分類できます。
  • 部品の初期不良または製作時の破損
  • 基板設計がダメ
  • 製作上の問題

前回はESPを交換してみましたが、やっぱりダメでした。

とりあえずESP部分とは別にアナログの動作を確認するためパターンをカットし、別のESPからの信号を直結してみたところ、問題なく動作しました。アナログ回路については特に新しい要素を入れてないので、当たり前といえば当たり前ですが。

また、アナログ部分を切り離した状態でESPを起動してみましたが、やはりboot mode (5, 7)として認識されています。あきまへん。

そして、恐ろしいことに、同様にboot mode (5, 7)を返してきて、ヒーティングガンによって吹き飛ばされた最初のESPを別の基板にリフローしてみたところ、なんの問題もなく動いてしまいました。

部品に起因する問題ではない、ということはほぼ確定しました。

■今回の検証■

ESP部分の基板設計がダメなのかを検証します。ESPとその周辺のプルアップ抵抗やパスコンだけをリフローして起動するかどうか確認します。

…装置の検証としてはあんまり意味ないんですけどね。でも、とりあえず、「ESP部分は動く」ってのを確認しておきたかったもんで。

結果として、動作しました。

…もう何が何だか…orz

真っ先に思い当たるのは前回はESPのIO15あたりのハンダ付けがダメだったってことなのですが、これは端子での電圧を確認してますので、問題ないはずです。

わかってしまえばきっと物凄くくだらない原因なんだろうなーと思うんですが…今のところは no idea です。とほほ。

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