2022年4月15日金曜日

M5Stack Basic上(ESP32)のinterruptで大苦戦

ご無沙汰しております。

interruptを使って、PWM入力のデューティー比を計測するという簡単なプログラムでハマりました。

IRAM_ATTRとかvolatileとか、Serial, delayを使わない、なんてのは当然やってます。でも、

  • Interrupt wdt timeout on CPU1 
  • LoadProhibited
  • Coprocessor exception

でrestartしちゃう。M5関連のコードを外してESP32 DevKitで動かしたり、structで定義していたものを単純変数に置き換えたり、メインループで使っているSoftwareSerialをHardwareSerialに変えてみたり。

何をやっても駄目。

最終的に動いたのですが……

対策は……浮動小数点を使わない……でした。

わけがわからないよ……。

2022年2月28日月曜日

M5 Atomなどのボタンの長押し

■ボタンの長押し判定■

 M5 Atom Btn 長押し……などでググってもそれらしい関数などがでてこないから、自分で実装してました。

「押された時刻(millis())を保存しといてぐるぐるループをまわりつつ、設定秒数を過ぎたらランプの色を変えて、ボタンが離された時に必要な処理を開始する」なんてやつ。

そんなプリミティブなコード、TK-80以来書いてないぞ(誇張

途中まで書いてて、ボタンのモードについて調べてたら……出ました。

boolean M5.Btn.pressedFor(<ミリ秒>)

ってのがあるんですね……関数一発じゃないですか……。

■それにしても■

それにしても、こんなのわざわざブログにするほどのことではありません。でも……ググって上位に出てくる作例があまりにも酷いのです。

5秒の長押しを検知したいとするでしょ?

「wasPressedだったらdelay(5000)経過後まだ押されていたら長押しと判断する」

っていうコードが出てきちゃう……。

それがあちこちでコピーされてる。同じアルゴリズムのサンプルを3箇所ぐらいで見たぞ。同じ人のブログなのかもしれないけど。

おにいさん……ループをそんなに止めたらいかんですよ。

AWS IoT Greengrass 'Disconnect call back handler'の解消

Greengrassは 簡単にAWS IoTとやりとりできるんですが、ちょっとハマったので、回避方法を書きます。

サンプルを元にESP32用のプログラムを書いたのですが……最初うまく動いても複数の端末からアクセスすると "Disconnect call back handler" というメッセージがボロボロ出てくるようになります。それでもデータ書き込めちゃうから始末に負えない。

原因わからなくて頭を抱えていたんですが、サーバー担当がログを見せてくれて一発解決。クライアントIDの重複でした……。

原因は、

greengrass = new AWSGreenGrassIoT(AWSIOTURL, THING, rootCA, certificate, privateKey);

ここのTHINGというパラメータがclient idです。

これを一意、たとえばMACアドレスにすれば解消します。

ドキュメント読め、って話なんですがね……。

お粗末様でした……。

2022年2月25日金曜日

今年の手荒れシーズン2021-2022:12月-03月(加筆)

 続きです(3月分加筆)。

毎日亜鉛サプリ、風呂上がりと手洗い後に無印良品エイジングケア化粧水、ちょっと荒れてきたらケラチナミン尿素クリーム、という運用でいまのところ発症していません。去年の今頃は一部出血してキズパワーパッド貼ってたので、劇的な改善です。


しかししっとり感は皆無です。ゴミ捨て用レジ袋を開けるのに苦労する日々。指先では絶対ムリ、手のひらで揉みこするようにすると開きやすい、とヨメは言うのだけれど、15秒ぐらい「うおおおおおお」と揉んでやっと開けられます。

加齢だからしょうがないんだけど、指先に唾を付けて開けたりお札を数える年寄りには絶対ならないぞと心に誓っております。

……という日々です。

11月30日 中性洗剤と無水アルコールは禁忌だったけども、やっぱり手袋なしで中性洗剤が使えないのは煩雑。以前、中性洗剤使った後によく石鹸であらうと発症しなかったような気がするので、もう一度実験してみることに。豚の角煮(成功)でギトギトの鍋、ペーパータオルで油を拭き取った後に中性洗剤を使って洗う。その後、生協のハンドソープ(泡タイプ)で念入りに洗って、乾く前にケラチナミンを塗る。2-3日様子を見る。

ちなみに生協のハンドソープ「me・gu・ru」は普段皿洗いにも使っています。中性洗剤にはかなわないけど、ヤシノミ洗剤よりも強力だし手荒しないのでおすすめです。

12月3日 左手親指側面が少しカサついた。中性洗剤との関連は不明だけども、ともあれ石鹸でよく手を洗ってから尿素ケラチナミンを塗る。3日ほどで解消。

12月6日 口内炎発症。ショコラBBとクリアイソジンでのうがいして少し良くなったと思ったらどんどん悪化。が、14日に急に直る。原因不明。ただ、症状が悪い頃は忙しくて歯磨き頻度が低かったせい、かも。

手荒れについては、亜鉛サプリを毎日、風呂上がりに保湿化粧水、カサついたらお湯で洗ってから尿素ケラチナミン、という対応でいまのところ正常です。

手に溶剤(フラックスクリーナーやレジン)が付着してしまう事件はあったけども、石鹸で3回手を洗って尿素ケラチナミン、という対応でいまのところ悪化はしていない。

あと、口内炎でショコラBB飲んでいるときは指先がカサつく回数も少ない気がします。現状口内炎が直ったので、1日2錠を1錠にするか1日おきに2錠にするかを考えているところ。

年が明けて。

切り分けはできていませんが、チョコラBBも効いてます。口内炎に良いと言われて飲んでみたのですが、飲んでても口内炎できてしまい。空になったのでやめたら、とたんに少し手がガサガサしてきました。今は1日おきに2錠飲んでます。

02月20日(ごろ) Twitterを見ていたら、高齢者の亜鉛不足は皮膚障害、乾燥、口内炎、などを引き起こす、そして亜鉛不足の要因として通風治療薬が挙がっていました。私の手荒れが始まった時期は、まさに高尿酸血症治療薬のフェブリクを飲み始めたころでした。なんというか……この数年の手荒れの原因はこれだったのか!と。

さまざまな不調の原因に ~高齢者の亜鉛欠乏

02月23日 数日前から少し皮が剥けていました。ガサつくという程度で血がにじむほどではないですが……1箇所ささくれたようになっていたので広がらないうちに精密ニッパーで切除しました。が、その後、溶剤を扱う作業中にニトリル手袋が破けてしまい、しかも作業は中断できず1時間ほど溶剤が指についてしまいました。作業をすぐぬるま湯と石鹸で10回手を洗い、ケラチナミンを塗りました。寝る前にもう一度手をよく洗ってケラチナミンを塗り、ついでにチョコラBBも2粒。

02月24日 念のため朝、念入りに手を洗ってからケラチナミン。朝チョコラBB1錠(寝る前にもう1錠)。溶剤で赤くなっていた箇所の赤みが引いた。寝る前、ケラチナミンもうすぐ空になるので思い切り押したらドボッと出てしまったので顔にも塗る。顔がかゆい。

02月25日 なんか宣伝みたいでイヤなんですが、溶剤で赤くなっていた箇所、その前からむけていた皮膚、ガサガサだった箇所……全部きれいになりました。単にクリームの保湿作用で塞がっているだけかもしれないですが、皮膚が塞がっているというのはバリヤとしての機能が維持されているということなので、とても大切です。ささくれていた箇所は少し皮膚の薄い感じがありますが、段差?は感じません。

現在の手当は以下の通りです

  • 毎日亜鉛サプリ1カプセル
  • 1日おきにチョコラBB2錠
  • 風呂上がりにケラチナミンを薄く
  • 手を洗うたびにエージングケア高保湿化粧水少量
  • クリームや化粧水は塗り重ねない。洗い落としてから塗る。
  • 薬品や中性洗剤は素手で扱わない。触れてしまったらぬるま湯と石鹸でよく洗う



去年の今頃はボロボロだったんです。きれいな手ではないけれど、少なくとも皮膚科に行かなくても済む手になって嬉しいです。

3月03日 iPad proの指紋認証が機能してびっくりしました。ここ数年、シワやらで指紋が変わってしまうせいか、一度登録した指紋が3日ぐらいしかもたなかったんですが、突如認識されるようになりました。サプリ等が効いてるんですかねー。ありがたや。

3月10日 ……と油断していたせいか、一部ガサガサになって皮膚が薄くなりました……反省してコマメな手洗い+化粧水を続けていたら、なんとか治りかけてきました。油断大敵です……。


まぁでも、皮膚科で「これは酷いですね」と言われた去年の状態に比べればぜんんんんんんぜん、ましですけどね。アップロードするのを躊躇するグロ画像状態でしたから。

あ、こういう状態を公開すると「水虫では」って言われるんですが、何度か皮膚科で顕微鏡などでも確認してもらってます。水虫ではないです。

水虫水虫って言うやつが水虫なんだよー(小学生女子

3月11日 ちょっと悪化気味。原因はたぶん昨日のダンボール大量処理。固着したガムテープなどを剥がす時についでに表皮が持っていかれたり、あのいかにも体に悪そうな臭いを発する中華人民テープを触ったりしたせい。



と、書いた直後に全体が真っ黄色の中華人民テープ梱包が到着。



厚手のニトリル手袋をはめた上で作業したら、手袋にはなにやら黄色い付着物。そりゃ皮膚剥がれたり炎症起こしたりするよね……。

2022年2月17日木曜日

パターンカット補修

カットしてレジスト塗ってUEW線ジャンパー飛ばした図
 

毎回、複数枚作業してて終わり頃になるとコツが掴めてくるので忘備録。

  1. 顕微鏡の倍率を上げまくる
  2. ほぼパターンが上下方向(1:35)に走るように向きを変える
  3. 新品の刃をつけたデザインナイフで手前から奥へ切り込みを入れる
  4. 基板を上限反転する
  5. デザインナイフでさっきの切込みの0.5-1.0mmほど手前からV字になるよう切り込みを入れるとポロリと銅箔が落ちる。

はず。あとは銅クズを丁寧に拾ってからブロワーで掃除し、レジスト保護液を塗る。

あ。

レジスト保護液の塗り方も毎回忘れるので、忘備録2。
  1. 蓋についた筆は使わない
  2. 工業用の尖った綿棒の綿球2/3を浸す
  3. 瓶の口の筒になった部分でくるりと2周してしずくを切る
  4. 目的の場所に綿棒の先端を当てる
  5. こうするとダラーっと広がったりしない
  6. だんだん濃度が濃くなるので、量が少なくなる。そうしたら、しずくを切るための回転数を少しずつ減らし、浸す量も増やす。
……これで万全だ。

…………書いたことすら忘れるというオチが待っているけども。

2021年11月30日火曜日

今年の手荒れシーズン2021-2022:10月-11月

  • 溶剤や中性洗剤に触らない。触ったらすぐ石鹸とぬるま湯で洗う
  • 手洗いごとにクリームを塗る。塗り重ねないで洗ってから塗る。
  • 発症したら亜鉛サプリを飲む


それが前シーズンの結論でした。

特に効果があったと感じているのは、カサカサしたときに化粧水やクリームを塗り重ねるのではなく、一度手を洗ってから塗る、という方法。

あと亜鉛サプリ。飲み始めてから効いてくるまで1週間ぐらいかかりますが、飲んでると皮膚に厚みが出てくる感触。なお、よく聞かれるのですが、「あっち」の方に効いているかどうかは検証の機会がないもんで不明です。

しかし、やっぱり寒くなって湿度が下がってくるとダメですね。今年も手荒れの季節がやってまいりました。

10月15日 今年初めて右人差し指に皮膚のガサガサを観測しました。フラックスクリーナーを素手で扱ったあと手を洗い忘れたのが直接の原因だと思いますが。

夏の間は症状が出たときだけ亜鉛サプリを飲むという対応でしたが、毎日服用に切り換えました。

あと手洗いをしたあとに無印良品のエージングケア高保湿化粧水ケラチナミン20%尿素クリームも。

10月19日 触ると角質化した感じ(黄色っぽい部分)は残っているけどほぼ治った。酷いときの写真、例によって撮り忘れてしまった。


10月20日 ガサガサなおらず、口内炎まで発症。口内炎対策としてチョコラBB服用。ちょっとストレス気味なのでそれが原因かと思いますが、納品終わったので治ってくれればありがたいです。

10月22日 指のガサガサは治ってきた。口内炎は悪化ああ。

10月25日 チョコラBBだけでは治らないので、クリアイソジンでこまめにうがいしたら2日で治った。

11月10日 少しケラチナミンさぼっていたら指先がカサカサに。3日ほどで回復。

2021年10月19日火曜日

JLCPCBで基板を作ろう! - (1) 注文方法

二度のPCB A不良(BGA短絡)と納期遅延(基板実装5-6日の予定だったのものが基板完了後10日間放置状態)が続いたことについてクレームを入れた後、新しい注文を入れることができなくなりました。クレームとの関連等についての問い合わせにも回答が得られていません。残念です。

JLCPCB様、今までありがとうございました。加筆:2026年7月27日

※この原稿はJLCPCB社からの依頼により執筆しています。依頼だからといって手心は加えていないつもりですが、その旨、ご承知おきください※

■はじめに■

先日私引っ越しをしたのですが、40年前、社会人として仕事する前のバイト時代のお仕事メモが出てきてしまいました。知人の会社でZ80 CPUボードを作るお手伝いをした記録なのですが……A4サイズの両面基板で1枚28万円と書いてあります。当時は基本料金の他にスルーホール1個いくら、ドリル穴1個あたりいくら、という課金方式だったんですよね。回路図を渡してから2ヶ月ぐらいかかったような記憶があります。

それからさらに10年ほど前、自宅で塩化第二鉄で生基板をエッチングしてプリント基板を作っていました。廃液処理に悩んだもんです。

そして今。インターネット経由で基板を注文して、数千円で10日ほどで基板が届いてしまうのだから、びっくりです。21世紀ですねー(年寄りの感想)。

というわけで、2回にわたって、基板設計〜JLCPCBさんに基板発注〜届いた基板を評価〜実装……というあたりをお伝えしようと思います。

CADはEagleを使います。私が使い始めたころは結構高かったんですが……いまはFusion 360のおまけみたいになっちゃいましたね。時代は変わる。


■基板ですが■

今回作る基板は技術的にはそう難しくないけれど、同じものが繰り返しなのでできれば手で配線したくない、というタイプです。

24Vの信号入力が32本あって、それをフォトカプラで受けてラズパイに読み込むのですが、24Vの信号がプラスかマイナスかわからない(!)ので双方向性のフォトカプラを使い、ラズパイのI/Oも足りないのでMCP23017を2個使います。

作ることが決まったのが月曜日で、2週間後には現場に設置しなければいけない、という割と忙しいスケジュール。

現場で仕様を確認したのが10/4日、設計が終わったのは10/5日でした。

うちで基板を作る場合、だいたいこんな流れです。

  1. ブレッドボードなどで予備実験。DCDCなどシビアな回路の場合にはユニバーサル基板でプロトタイプを作ることもあります。
  2. Eagleで回路図を起こす
  3. Eagleでプリント基板を設計する
    1. 何はともあれERCで確認
    2. 各配線の太さなどを設定
    3. 「1点アース」を軽く意識しつつ、電流の方向を考えつつ部品を配置
    4. さっとAuto Routeを試してみる。ICの向きが間違っていたりすると無理な配線が生成されるので、間隔、向き、レイアウトを調整する
    5. ときどきDRC
    6. ある程度いい感じになってきたら、GND、大事な信号線(アナログや高速デジタル)を手動で配線します。簡単な回路の場合にはAuto Routeだけで済ませることもありますが、それでもGNDだけは手で貼っておいた方がいい結果になります。
    7. 残りのわりとどうでもいい配線をAuto Routeと手動で、Air Wireがゼロになるまで繰り返し
    8. 100%になったところでsch / brdファイルをコピー
    9. ベタGNDを配置してAuto Route
    10. 最後にもう一度DRC
    11. CAM Processorでガーバーを作る
  4. 一晩寝かせる
  5. 基板業者に発注する
  6. 届いたら実装する

という流れです。

今回は時間がないし単純な基板なので上記6なし。AutoRouteのみで作りました。


■ガーバーファイルを作る■

プリント基板はガーバーファイルで発注します。ガーバーファイルはCAM Processorで作ります。PCB屋さん各社、自社用のCAMを用意しているところが多いです。JLCPCBさんのEagle gerberはこちらから。お使いのEagleのバージョンに合ったCAMファイルをダウンロードして、所定のディレクトリに置きます。ファイルはレイヤー数ごとに用意されています。普通の両面基板なら2_layersです。

WindowsとLinuxについては記述がありますが、Macについては書いてないですね……Macの場合は、~/書類/eagle/cam/の下に入れておくとよいかと思います。あと、私のところではダウンロードすると.cam.txtという拡張子になってしまったので.camに修正します。

How to Generate Gerber and Drill Files in Autodesk Eagle

Eagleをbrdウィンドウに切り換えます。

ツールバーのCAM processorアイコン、あるいはFileメニューから「CAM Processor...」を選びます。


次に、Load Job Fileアイコン(フロッピーディスクアイコンの左)をクリック、Local CAM jobs >can > jlcpcb_2_layer_v9.camを選びます。




右のOutput Files一覧のTop Copper, Bottom CopperなどをクリックするとGerberとして出力されるファイルの中身を見ることができます。長方形以外の基板だとときどき外形が間違って認識されていたりするので、Board Outlineで確認します。あと、標準状態だとシルクにはNameしか出力されませんが、tValueも出力したい場合にはSlikscreeen Topを選んでLayers一覧の左下アイコンをクリックしてtValueを追加します。

確認して間違いがなければ、右下のProcess Jobsボタンをクリックします。数秒でファイル保存ダイアログが開きます。任意の場所・ファイル名を指定してSaveをクリックします。

Gerberファイルは通常はzipで圧縮されています。

以上で発注に必要なGerberは用意できました! 


■発注!■

ブラウザでjlcpcb.comをアクセスします。Sign Inからログインしますが、初めてのアクセスの場合には、Sign In → New Customer Start Hereからアカウントを登録してください。

私はGoogleからサインアップしています。


するとトップページの中断左側に「Add gerber file」のリンクがあるので、ここからさっき作った.zip形式のgerberファイルをアップロードします。数秒〜数十秒後、画面が切り替わり、さっき作った brd が表示されるはずです。

以前は寸法など手入力しなければいけなかったんですが、今はガーバーアップロードすると自動的に読み込んでくれるので楽になりました(しみじみ)。

さて、あとはPCB製造に必要な条件を入力していきます。

  • Base Material……基板の材質、普通のFR-4がデフォルトです。
  • Layers……ここはGerberを読み取って必要な層数が設定されますが、古いEagleの設定のままだと変わってしまったりするので念の為確認します。
  • Dimensions……基板サイズ、Gerberから読み込まれます。設定通りか確認します。
  • PCB Qty……製造枚数です。5枚でも10枚でもあまり変わらないから金額をみながら適当に……と必要以上に作っていると家の中があっという間に使わない基板でうまるので気をつけます。
  • Different Design……一つのガーバーに複数の基板が含まれている場合、申告します。カットなどの手間もかかることですし。
  • Delivery Format……ここはパネライズの指定です。1枚=1枚ならSingle PCB、自分でパネライズするならby Customer、JLCPCBにやってもらうならby JLCPCBです。JLCPCBを指定すると、縦横何枚並べるかを指定する入力欄が出てきます。
  • PCB Thickness……基板の厚さ、標準は1.6mmです。1.0mmとかちょっとオシャレです(※個人の感想です)。
  • PCB Color……レジストの色を指定します。緑が標準です。黒はつや消しでいい感じですがフラックスが目立ちます。白はもっと目立ちますので、ご自身のはんだ付け技術(あるいは洗浄技術)に自身のある方のみチャレンジしましょう。
  • Silkscreen……シルクの色はレジスタ色によって自動的に決まります。
  • Surface Finish……パッドの仕上げです。HASLはハンダメッキ、with Leadは共晶、LeadFreeは鉛フリー、ENIG-RoHSは無電解金メッキです。
  • Outer Copper Weight……外層(両面)の銅の厚さで1ozは35um、2ozは70umに相当します。通常は1oz = 35umで十分です。うっかり70umを指定して広いベタグラウンドを貼ったりするとはんだが溶けなくて大変ですので、ご利用は計画的にどうぞ。
  • Gold Fingers……いわゆるカードエッジコネクタを作り込む場合に指定します。
  • Confirm Production file……JLCPCBのエンジニアに事前確認してもらうか否か。慣れないうちはYesにしておくと、レイヤーの指定ミスなどを指摘してもらえるので安心です。
  • Flying Probe Test……製造後の導通チェック。チェックしてもらえるならやってもらった方が?と思いますけども、どうしてもチェックで基板に傷がついてしまうので、それを嫌う場合にはNot Testを選びます。
  • Castellated Holes……いわゆる端面エッジがある場合にはYES
  • Remove Order Number……JLCPCBの製造管理番号を入れないようにする場合はYESを選びます。小さく開いている場所に入るので私は気にしないです。

以上、選ぶごとに右の金額がその都度、変わっていきますので、金額を確かめながらいろいろためしてみてください。

私は今回、業務用の基板なので、100x85mm、5枚、緑1.6mm共晶ハンダメッキ仕上げ、すべてデフォルトのままで作ってもらいます。

仕方ないこととはいえ、送料の方が高いんですよね……。でも、冒頭書いたように昔は数十万円だったものが数百円、送料いれても数千円でできちゃうんだから……いやー長生きはするものでございます。

あとはSAVE TO CART、住所を入力したり、クレジットカードを登録したり、という海外通販おなじみの作業をして発注するだけです。

……未だに、発注ボタンを押す前にはつい祈ってしまいます。

数千円なんですけどもね……。

というわけで、以上、発注まで、でした。

■コメント欄について■

コメント欄にコメントできなくなってしまいましたのでこちらでお答えします。お取引のある商社さんに相談されるのがよろしいかと存じます。JLCPCBには発注しデーター承認後に支払う、というオプションがありますので、その際にPayPal支払いを指定して商社さんから支払ってもらい、発送先を商社さんにするとか……。あとJLCPCBには日本語達者なスタッフさんもいらっしゃるので、そちらと相談されるとか。

あるいは、ココナラかクラウドワークスにビジネスアカウントを登録していただければ、私が代行することも可能です。ココナラもクラウドワークスも請求書支払いが可能ですので、会社取引としては、ココナラ/クラウドワークスとの取引になります。ただ、これらは手数料が20-30%程度取られますし、あと私の手数料も必要です。

2021年7月30日金曜日

AMTECHジェルフラックスの正しくない使い方

2020年4月ごろ数人で共同購入したのですが、私の手元には2本残しました。1本は冷蔵庫に保管しておき、もう1本は常温でそのまま使う、という暴挙です ^ ^

有効期限は今年の4月17日まで。

有効期限の少し前、2月ぐらいまでは常温保存でも正常につかえていました。

有効期限を3ヶ月超過した今日7月30日、QFP(STM32F413)をはんだ付けする必要があり、久しぶりに引っ張り出しました。が、さすがに活性が落ちていると感じました。1回熱を加えた状態ではフラックスとしての効果があるのですが、2回、3回とコテが通るとハンダのツノが立ってしまって、フラックス切れの状態になってしまいます。

期限切れになるとこういう状態になるんですね。

同じ条件で冷蔵庫に保管していたものを使ってみたところ、現象は同じでした。つまり、常温保存でも冷蔵保存でも、あんまり違いはない感じです。いつぐらいまで使えたのか、もうちょっとコマメに調べていれば良かったのですが……。

そんな厳密さの欠ける実験結果ですが、少なくとも常温保存でも期限の少し前までは正常に使えていたので、半年ぐらいの頻度で購入しているならそんなに神経質に冷蔵庫から出し入れしなくても大丈夫、という印象です。

なお、そんな期限切れのジェルフラックスですが、ハンダ吸い取りなどには十分使えます。吸い取り線のフラックスと違って焦げないし拭き取りがラクなので、捨てないで吸い取り用に使おうと思います。

しかし、10mlのシリンジで買ったんですが見事に7割ぐらい残ってますわ。AMTECH、素晴らしく高性能なのですが……送料が高い(DHLで$46)のがネックなんですよね。

とりあえずサンハヤトのジェルフラックス HD-F25を試してみようと思います。送料込みでの最安は千石電商かしら。早いのはアマゾンですが値段ビックリ。


2021年7月27日火曜日

わたくしと手荒れ

■結論■

亜鉛サプリとケラチナミンコーワ 20%尿素配合クリームで改善。

■経緯■

 ここ10年くらいでしょうか。2月の乾燥した時期になると指先があかぎれして酷いときには出血するようになったのは。

  1. 2月になると両手親指にアカギレが。無印良品の化粧水で悪化防止できると気付く
  2. 次第にアカギレの始まる時期が速くなる
  3. 12月に始まり3月ぐらいまで。両手親指人差し指に拡大。
    皮膚科のステロイドとヒルドイド軟膏で治る
  4. 無印のエージングケア高保湿化粧水とユースキンを一緒に塗ると治る
    どちらか単体では駄目で、化粧水が生乾きぐらいのところでユースキンを塗ると良い、という塗装工のようなノウハウが一応確立
少なくとも春が来て、湿度計が動き始めるとの治っていました(冬は乾燥しすぎて「Low」としか表示されない)。

が、今期は11月ぐらいから症状が出始めて7月現在も直りません。5月になっても治らず、5月末に引っ越しをしてガムテープを剥がしまくったら更に悪化し皮膚科に行くとかなり強めのステロイドが処方されました。

指示された通り、朝晩風呂上がりにステロイドを塗ると3日ほどで症状はおさまるのですが、やめるとまた再燃します。やめたあと、おなじみ高保湿化粧水を塗っていると2日ほどいいのですがだんだん皮膚が固くなってきて、固くなったところが破けて出血し、そこから皮膚が剥がれてまた元の木阿弥、を繰り返しています。

最悪の状態だと顕微鏡が使えないので、これは少し良くなった状態です。てかてかになった皮膚が破れたところ


ガサガサでどんどん皮膚が薄くなっていくところ


こんな感じです。それから、こんなのを試しました。

  • コラージュDメディパワー保湿ハンドクリーム
  • 薬用ハンドクリーム&尿素シリーズ 薬用スーパーさらさら
    • 上の2つは皮膚が直った後、カチカチになってまたひび割れる
  • 馬油&尿素配合ハンドクリーム
    • 少し効果があったけど香料がきついので使い続けられない
  • カミさん特製ホホバオイルクリーム
    • 皮膚が固くなることもないけど使用をやめるとまたガサガサに。

キーボードを叩く職業なのでベタベタするのはなるべく使いたくないのですが、ベタベタしないやつは皮膚がつながって治ったように見えたあと、皮膚がプラスチックのように固くなってきて割れます。馬油+尿素とカミさん特製は少しベタベタするものの効果はありました。ただ、使うのをやめるとまたガサガサに。

加齢だからしょうがないとはいえ、せめて乾燥する真冬以外はクリーム無しで過ごしたいものです。

ということで数百円の製品をいろいろ試しましたが、現状では、ケラチナミンコーワ 20%尿素配合クリームを使って改善されてきました。アマゾンで440円。少しベタつきますが、匂いがないので食事前でもOK。

  • 指先がカサついてきたら手を洗う。
  • 手を洗った後、入浴した後、まだ湿っているうちにクリームを塗る。多いとベタベタするので少量塗って足りなければ少し足す感じ。ただ尿素のせいで実際にベタついていなくてもベタついているように感じてしまいます。
    • 上記同様少しずつ様子を見ながら塗り足す
    • 多めに塗ってしばらく置き、紙で拭き取る
    • など、いろいろ試して自分にあったやり方を見つけてください
  • 寝る前に歯を磨いた後で念入りに手を洗ってから少し多めに塗る。ベタベタするからタブレットでマンガ読んでないでさっさと寝る。
    • 翌朝、皮膚がきれいになっていてビックリ

という運用で表面がプラスチックみたいになって割れる剥がれる→またやりなおし、という魔のサイクルが避けられています。

ただ完治しません。塗るのをやめるとまたガサガサに、という連鎖は止められませんでした。が。「亜鉛」のサプリを飲んで1週間。3日間クリーム塗らなくても保ってます。現在は
  • 亜鉛のサプリを毎日飲む
  • 特にケアはしないがカサついたと思ったらケラチナミン尿素クリームを少し塗る
という運用で皮膚がボロボロになったりカチカチになったり、という状況を回避できています。

加齢が一番大きいのでしょうが、3Dプリントでいろんな化学物質が身の回りに溢れているので、そのせいもあるだろうなーと思っています。

2021年5月17日月曜日

ニキシー管時計修理:管内短絡

 毎度おなじみのニキシー管修理でございます。

今回のご依頼は、IN14のキットで「数字の5と6が同時に表示される」という故障。届いた時点では時計としての動作もしない。どうやら輸送中にどこか剥がれた模様。

あたりをつけてRTCのDS1307のハンダを一度吸い取ってから付け直すと、回復。

次に依頼の件。Tube Hobby社製品なのでK1551D1の故障と判断。ただ、2階建てになっている2階のニキシー管基板単体でも5と6に導通がある。150Ω前後とハンダによる短絡にしては抵抗値が大きい。ので、全桁の5と6のハンダを除去してフリーにしてみると、一桁だけ短絡している。

なんと管内で電極同士がショートしていた。私は初めてです。

ということで、問題の管を特定して、FR-400で取り外し、新品と交換。組み立ててみると5/6がちょっと暗い。大きな負荷がかかっていたせいでK1551D1も破損しか買っている様子。ソケット無しでハンダ付けされたDIP 16ピンを取り外し、ソケットを取り付けてからこれも新品のK1551D1と交換。

あ。また壊れているときの写真取らなかった……。