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| 少し悪意のある写真w |
以前業務用ステンシルプリンターを持ってました。業務用といっても手動式、位置決めネジがたくさんついたガリ版印刷機、みたいなやつですw
巨大な業務用のステンシルが必要なので使わなくなり譲渡しました。
しかし、最近また自宅リフローを始めました。
3Dプリントした台、もしくは余り基板を下敷きに3枚張り合わせる昔ながらの方法でスキージングしていましたが……アリエクスプレスやJLCPCBで小さいサイズのステンシルプリンタを見かけるようになり、生産性向上のために買ってみました
結論から言うと、生産性は上がらないですね。あと厚さも1.6mm専用でそれ以外だと隙間ができます。広告にはその機構らしきもの(Dial lift mechanism)があるのですが、実機には見当たりませんでした。
縦方向の位置合わせは慣れは必要なもののちゃんと機能します。
問題は横方向で……土台に磁石でくっつく20mmほどのピンで動かないようにする、だけです。磁石なので微調整しても浮いたり動いたりしてズレます。2012ぐらいならいいと思いますが1005やQFNとなると毎回顕微鏡で見ながら横からコンコンして合わせる始末ですw
せめて最初の1回苦労しても2回め以降はスムーズ、ならステンシルプリンタの意味があるのですが。
昔使っていた業務用ステンシルプリンターと比べるとガタが少ないですし、何より小さいので顕微鏡下で微調整できるのはメリットです。しかし、微動機構が一切ないのは辛いですね。購入を勧めるかといえば微妙です。
これを買ってメリットがあるのはどういう人だろう?というのが疑問。
以下、一応、昔使ってたステンシルプリンタでの経験も踏まえて、使い方です(左利きの方は適宜読み替えてください)。
- 上フレームのバネのところのネジを緩めて、バネ押さえを一番奥に動かしておく
- 上フレームの手前2本のネジを緩めてステンシルを挟む。
- 上フレームの奥3本のネジを緩めてステンシルを挟む。この際、3本のネジを緩めすぎるとボルトが中におっこちて面倒なので気をつける
- 上フレーム左右のバネをいい感じに圧縮してネジで抑える。
- この機能がステンシルプリンタをつかう最大のメリットかもしれません。ステンシルがぴーんと貼るので、基板との間に隙間ができにくいんです。うまく調整すれば、の話ですが。
- 上フレーム手前の下側に白い足がついているので、ステンシルと基板がぴったり密着しつつ足と土台がツライチになるように調整する。
- 悲しいことにこの足のネジには固定機構がないので、ときどき調整・確認する必要があります。我が家ではどうせ1.6mm専用機なのでロックタイトで固めてしまおうかと思ってます。
- 下フレーム、奥の横バーの左右2本のネジを適宜緩める
- 下フレーム、手前のバーを押さえているバネの金具のネジを緩める
- 下フレームの奥と手前のバーの間に基板をはさんで、いい感じにステンシルの下に動かしてほぼぴったりの位置に移動する
- 下フレーム奥のバーの左側のネジを7割ぐらいしめる(勝手に動かないけど動かそうとすれば動く程度)。ステンシルとズレていないことを確認しながら右側も7割締める。
- 黒いバーのついた磁石を基板の左側に密着させる←重要
- ステンシルとのズレを確認しつつネジを少しずつ締めていく。
- 決まった!と思ったら下フレーム手前バーのバネをほどよく奥に押し上げてネジ締める。
まぁこんな感じです。業務用ステンシルプリンターは微動機能があちこちにあって、前後・左右・上下・基板厚・回転が可能でした。まぁそれ全部やれとはいわないですけども……小さくて微調整が可能でずれない、というものがあればいいんですけどね。
その前に、VOLTERAみたいにはんだペースト塗れればいいんですが(あれは低温ハンダ用だったりいろいろ制約があるんですよね……個人的に一番の制約はテクノアルファという代理店ですが)。


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