2021年5月17日月曜日

ニキシー管時計修理:管内短絡

 毎度おなじみのニキシー管修理でございます。

今回のご依頼は、IN14のキットで「数字の5と6が同時に表示される」という故障。届いた時点では時計としての動作もしない。どうやら輸送中にどこか剥がれた模様。

あたりをつけてRTCのDS1307のハンダを一度吸い取ってから付け直すと、回復。

次に依頼の件。Tube Hobby社製品なのでK1551D1の故障と判断。ただ、2階建てになっている2階のニキシー管基板単体でも5と6に導通がある。150Ω前後とハンダによる短絡にしては抵抗値が大きい。ので、全桁の5と6のハンダを除去してフリーにしてみると、一桁だけ短絡している。

なんと管内で電極同士がショートしていた。私は初めてです。

ということで、問題の管を特定して、FR-400で取り外し、新品と交換。組み立ててみると5/6がちょっと暗い。大きな負荷がかかっていたせいでK1551D1も破損しか買っている様子。ソケット無しでハンダ付けされたDIP 16ピンを取り外し、ソケットを取り付けてからこれも新品のK1551D1と交換。

あ。また壊れているときの写真取らなかった……。




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