2016年12月18日日曜日

約1000円の鳩撃退電撃装置

■はじめに■

この装置は高電圧を取り扱います。感電死するほどの電流は流れないようになっていますが、驚いて怪我をしたり、火災につながるリスクは皆無ではありません。

電子回路について十分な知識のない方は、お試しにならないでください。

倉橋浩一は、この記事および記事に記載された電子回路等によって惹起されたいかなる事態についても責任を負いません。あくまでもご自身の責任により対処をお願いいたします。

なお、鳥獣保護法において他人に危害を及ぼさない自分の管理する敷地内での捕獲等は認められていますし、そもそも本装置は捕獲や殺傷を目的とするものではないので、対象外です。詳しくはお近くの警察署や自治体にお問い合わせください。

さて。

■鳩が、また来た■

エアコン配管等への粘着テープ設置で鳩は来なくなりました。

が。

その平和は半年しか続きませんでした。

■もう怒った(笑顔)■

ということで、彼らに痛い教訓を与えてやります。

でも、自分で高電圧を発生させるのは面倒なので、市販の蚊取りラケットを使用します。ホームんセンターなどではこの半額で入手できたりもするようですが、今回は週末のうちにケリをつけたかったので、Amazonで購入しました。脱力系ネーミングが素敵です。

当日配達、さっそくバラします。



ブロッキング発振回路とトランス昇圧で高電圧を発生し、ダイオードで半波整流してフィルムコンデンサに蓄電、という回路でした。電源は乾電池3本で3V。極性などを確認して配線を切断し、制御回路とつなげます。



制御回路は、PIRでMOSFETをスイッチして上記蚊取りラケットへ電源を供給するのですが、PIRを駆動するためにHT7750を使い、MOSFETを確実にスイッチするために電源はエネループ3本3.8Vを使っています。トランジスタは2SC1815, MOSFETはPchパワーMOSFET(55V11A) IRFU9024NPBFです。ものすごいオーバースペックですが、手持ちで低VgsなP-ch MOSがこれしかなかったので。でも、これが60円で買えるんだから今の時代は本当に恐ろしいです。コレクタをプルアップしているのは1KΩ、HT7750の入り口のコンデンサは100uFの電解、インダクタは安物の47uH、SBDは1S4、出力側コンデンサは積層セラミック47uFです。PIRはいつものこれを感度最高、時定数最短で使っています。見事にみんな秋月ですw



動作テストしましたが、適当な分圧抵抗のない状態で800v程度は観測できましたので、短絡抵抗のない状態では定格?通り1000v以上は軽く出ていると思われます。作動中にスチールウールをレール上に当ててみたところ、「バチッ」という音とともに一瞬で燃焼しました。

ひゃっはーー。

■設置■

ケースには、我が家の電子工作の標準筐体たるフィラデルフィアクリームチーズ容器を使います。片側にバターナイフを通す切り欠きが空いてますが、それと同じような切込みを反対側にもつけます。片方からPIR、反対側から高圧線が出ます。

配線というか電極には、鉄道模型のNゲージレールを使用しました。適当な間隔を保った絶縁平行電極としてはかなりリーズナブルじゃん!と思って買ったのですが…考えてみれば銅テープ貼っておけば良いんですよね。ちょっと勿体無いことをしました。

ただ、鉄道模型レールの精度は驚くほどで、レースの下、枕木との間にテグスをなんの支障もなく通すことができ、以前設置して1年以上放置してあったレールとも何の問題もなく接続することができました。うーむ。

あとは、配線し、最後に電池をつっこんで出来上がりです。

さて、どーなることやら。RPi用赤外線カメラを買ったばかりなので、鳩が踏んで驚くところをぜひ撮影したいのですが、今週末は時間切れ。まぁまたそのうちに。

■スイッチ追加■

電池が切れたら(近づいてもLEDが点灯しない)交換する…ということで特に電源スイッチは設けていなかったのですが、やっぱりそれはどうよ、ということで付けました。電池ボックスを蓋付きスイッチ付き電池ボックスに変えて、フィラデルフィアの外からスイッチを操作できるようにしただけですがw

ノギスで採寸しスコヤでケガキ。おお、買ったばかりの道具が活用されている!

…まぁ、それで長方形にならず平行四辺形ですらない四角形になってしまうのが私の工作レベルなんですけどねorz 今度から簡単なものをカットする場合でも、ちゃんとプリントアウトした型紙か方眼トレーシングペーパーを貼り付けてからカットします。不器用は不器用なりに工夫しないととととととととと。


固定するのは両面テープ、あとではがせるように3Mコマンドタブを使います。タブの部分をひっぱると跡もなくきれいに剥がせるのがウリ。まぁ壁紙とかだと一緒に剥がれちゃいますが。


これを電池ボックスに貼り付けて(カプトンで包まれているのは高圧回路)



フィラデルフィアフタ裏に固定して30秒間しっかり押さえておけばOK。



できあがりです。



…しまった防水性が下がった。

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