2019年10月5日土曜日

松尾ハンダの鉛フリーハンダクリーム

自然光源+USB顕微鏡だとこんな感じ

買った直後に試してそのまま冷蔵庫に仕舞いっぱなしでした。その時にブログ書いてなかったのですが……ふと見たら期限切れ直前なので、ちゃんと写真取りつつ記録します。

なお、 中華製鉛フリーハンダのレポートはこちら(中華製鉛フリークリームハンダ)です。

■前提条件■

基板はJLCPCBで作った金フラッシュ基板とステンシル、TSSOPの245を3個のっけてみます。リフロー炉はAliExpressで買った熱風+赤外線式。100V仕様なので昇温遅い。これから買う人はぜひ日本製昇圧器と220V仕様のリフロー炉をお買い求めください。


■スキージング■

写真撮る前にIC4を載せてしまいましたのでIC2とIC3スキージング。微妙にズレてしまいました……。




■マウント■

マウント後です。






■リフロー後の仕上がり■

そして、リフロー。予熱A150度1分、予熱B190度30秒、溶解250度5秒です。予熱2段階のうち予熱Aは熱風のみなので少し長めにしています。ペーストの僅かなズレの影響は残っていません。なお、IC3はブリッジしているのではなく未使用入力端子をGNDに落としているためつながってます。





CCDカメラだと凸凹に見えてしまうのですが、顕微鏡視野ではツルンとして美しいです。別のUSB顕微鏡で自然光で撮影したものが冒頭の写真です。冷却が遅いので少し結晶が見られますが、きれいな仕上がりかなと思います。

■松尾ハンダについて■

松尾ハンダを購入するには、お問い合わせページから利用目的(ホビーストで自宅でリフローしている。精度はこのぐらい云々)を書いて申し込むと折返し営業の方からのメールが届きますので、フラックスの種類などを相談して注文します。私は「FLF01-BZ 500g」をお勧めいただきました。決済は銀行振込かヤマト運輸コレクト便を選べます。

私と同じものでよければ、型番と決済方法を書いてお問い合わせページに記入すれば、営業の方の手間が減るかもしれません。

松尾ハンダさん、アマチュアが使いそうなやつ1-3種類で良いので、Webから100g単位で購入できるようにしていただけませんか? PayPalのカートなら手数料も安くて簡単ですし、例えば「発送は週一回月曜日にまとめて出荷する」だけでも結構です。

メイカーは良質のクリームはんだに飢えていますので、少なくとも損はしないと思いますのでご検討いただければ幸いです。

■実体顕微鏡その他の雑談■

Eakinsの実体顕微鏡CCD、相変わらずボケてますね。基板を傾けると良くなるので、非常に被写界深度が浅くて右と左でピントが合わない、ってのもあるんですが、乱視みたいに全体が荒れている感があります。撮影はUSB顕微鏡の方がいいっすね……。

関係ないが我が家のリフロー炉の前には腹筋台があるので、観察しながらトレーニングが可能だマッスル。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。