2016年2月29日月曜日

メイカーへの道(笑)


10枚だけ頼んだのに(付箋にも「数量 10」って書いてあるし)、明らかに30枚ぐらい入っている件w どうしたelecrowさん?!

というわけで試作バージョン5の基板が届きました。

バージョン4からの変更点は一箇所だけだったし当初の予定から大幅に遅れているので「さすがにもう治すところないだろw」と量産(まぁ20個だけどね)発注しようと思ったけど、思いとどまって基板のみ発注しました。

…まぁそういう場合、大抵問題はないんですよね、私の場合。「大丈夫だろう」でGOするとコケるけど、「一応、念のため」で確認すると問題のない人生。嗚呼。

それにしても、Viaが小さいです。こんな穴どうやって開けてるんでしょう。白のレジストは比較的厚めになるので、どこにViaがあるのかわからないです。一時期、私のEagleで自動設計するとViaが0.6mmぐらいあってレイアウトに苦労したんですが、あれはDesign Ruleの指定を間違えていたのだろうか。

今回スイッチ用に大きめのスルーホールをあけたんですが、この内面がエラいこと綺麗です。いいメッキだわ。これで春節明けから10日丁度、2000円かからないんだから、もうブレッドボードからユニバーサル基板を飛び越してプリント基板を作るのも当たり前って感じ。

レジスト白か赤かで悩んでました。色味としては赤が一番きれいのですが、老眼的には白が一番見やすいので。

あと部品のValueを入れるかどうかも悩みどころ。Valueが入るとどうしても基板表面がごちゃごちゃして美しくないのですが、メンテや説明の時に情報量が多い方がラクなので入れてみました。

そんなこんなで、これで量産発注するぞー!

…繰り返しますが、20個だけですけどね。

余談ですが、先日、映画スティーブ・ジョブズを見てきました。「カスタマーは自分が何を欲しているか知らない」というのはジョブズさんの有名な言葉ですが、「メイカー」っぽいことをしているとその言葉を実感することがしばしばあります。それに人は目の前にあるものを改善したくなる生き物なので、カスタマーの声ばかり聞いているといつまで経っても製品としてリリースできなくなってしまいます。

時にはカスタマーの声にあえて耳を塞ぐこともリリースするためには必要ですね。

これからも「自分が欲しいものを作る」ことを大事にしていきたいと思います。

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