2016年7月30日土曜日

理想のハンダ付け作業台を求めて

メインで使っているのはこれです。パナバイス。


パナバイスの固定ベース台座(300)ミニホルダー(203)です。自由度の高さと確実な固定という意味では最高なのですが、サイズの違う基板を挟もうとするとネジをグルグルグルグル…と延々と回し続けなければならないのがネック。基板をほぼワンタッチで固定できるプリント基板ホルダー(315)も持っているんですが、そっちはでかい基板じゃないと使えないので1度も使ったことがありませんw

そういう時はこっち。gootのレンズ付作業台 ST-93 。今Amazonで4000円台ですね。あちこちの機械としての仕上がりが悪くてスムーズにスライドしないし力いっぱいネジ締めないと止まらないしプラスチックカバーも飛んだりするので、この値段はないわーって思います。


でもまぁワニ口でポチっと挟むだけで使えるので小さな基板をちょこっとハンダ付けするにはラクで良いです。ルーペもついているので、ヘッドルーペを買うまでは重宝しました。まぁ便利なんですが、品質が低すぎて使うと気持ちが萎えます。そういう意味ではパナバイスは300+203で9000円ぐらいしますが、満足感あります。

そして今日お勧めする商品はこちらっ じゃじゃんっ(テンプレ)


下から、熱可塑性のプラスチックねんど おゆまるHAKUBAの自由雲台ETSUMIの「スマホホルダー」の3点です。自由雲台にスマフォグリップを取り付けて、スマフォグリップで基板を挟んでいる図。このMade in Japanの自由雲台はカメラ用、人間の肩関節と同じ3自由度でスムーズに動くので、好きなアングルにネジ一つでしっかり固定することができます。上記ST-93だとあっちこっちのネジを緩めたり締めたりしないといけないですが、これはネジ一個でピタリと止まります。

ただ、そのままだと軽くてハンダゴテ触っただけで動いてしまうので、熱可塑粘土を柔らかくしておいてギューっと押し付けてやれば、ゴムゴムしたいい感じのマウントが出来上がります。冷えるとスーパーボールみたいな感触で適度なクッション性があり触ってもベタつきません。粘土は850円で約200gなので、全部混ぜて極彩色のゴムマウントにするもよし、鉄の灰皿などに粘土を突っ込んで雲台を固定するのも良いと思います。私は200gのゴム全部使って作りましたが、とてもお見せできる色ではないので写真のオレンジの台は約20gを使ってデモ用に作りましたw

スマフォホルダーは基板を挟む幅の範囲があまり広くない(私のは55-88mm)のとグリップ力が強すぎるという点がネックになるかもしれません。また広げるほどバネが強くなるので、大きな基板で熱を加えると基板が変形してしまうかもしれません。でもサイズさえあえば、作業性はとても良いですし、安いのに品質感があって気持ちいいです。

後ろから見た図:うなじがセクシー

そういえばこの2週間ぐらいはパナバイスと自由雲台ばかり使っているなぁ…。道具がスムーズに動くのってストレス少ないんですよね。

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