これがベスト、って話ではないですが、コテ先、ここ数年はJ型を使ってます。
// 「これがベスト」は宗教論争に発展しますので ^ ^
コテ先を交換するのは、極悪非道な「サーマルビアなしの両面ベタGNDに端子台をつける」ような時に高熱量5Dを使うぐらい。
表面実装もピンも端子台もあるような基板をさくさく作っていくときにコテ先変えなくて良いので、気に入ってます。
点でも線でも使えるし、曲がった太いところは熱量多いので大きなベタGNDでも楽。曲がった内側にはハンダを溜めやすいのでリード線のハンダメッキやUEW線の被覆向きがさくさく進む。
さらに回せば「J」ではなく「∩」の向きでも使えるので基板の向きを変えなくても端子の反対側からはんだ付けできる。
「線」として使うときも微妙にRがついているから、引きハンダなどの時に表面張力の海から程よく距離を取れるのでハンダの乗りをコントロールしやすい。
点として使うことは実はあまりなくて……温度が下がりやすいし、表面積が大きいせいか乾きやすい(≒酸化しやすい)気がします。
余分なハンダをすくい取るような作業は苦手ですね……あれはくぼみのあるBC/C型に勝てません。まぁ余分にハンダ載せなければいいし、吸い取り線使えばいいのですが。
まぁ、アレが良いコレが良いはあんまり気にしないで一通り使ってみるのがええと思います。
どうせ消耗品なんだしね。
こて先に限りませんが……道具というものは「これがベスト!」って思っていても結構気が変わるので「今はこれが好き」って話だと思ってます。私もずっとBC、表面実装入門当時はI型、そのあと2.4Dをしばらく使ってJを使ってます。次はなんでしょね。
というわけで、このコテ先が使いたいのでFX-972欲しいと思う今日このごろです。愛用しているFX-100には溝つきのコテ先がないし、なんかコテ先がどんどん製造中止になっていくんですよね……ハッコーさん、IHからは手を引きたいのかしら。
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