2019年7月16日火曜日

実体顕微鏡チューニング

先日買った実体顕微鏡、大変重宝しております。もうこれなしでは生きていけない。

のですが、ちょっと倍率が高すぎてワーキングディスタンスも中途半端です。現状接眼レンズは10X、対物は1.0xのフィルターがついているのですが、その状態だとLEDフードから80.7mm程度でちょっと狭い。2.0Xだともっと狭いので論外、もう一つ付属していた0.5Xだと160mmぐらいで椅子を高く高くしないと目の高さが合わないし、机が遠い。安かったので5Xの対物レンズも買ってみたのですが、視野が狭くて狭くて狭くて、お蔵入りです。

ってことで、0.75Xの対物レンズを注文しました。送料込み2001円、AliExpressで16日で届きました。さっそく組み込んでみたところ、W/Dは108.5mmぐらいになり、視野も良い感じです。

この顕微鏡、対物レンズのネジ山がきれいに切れていなくて正しくネジを噛ませるのに苦労します。無造作に回したら間違いなくネジ山が潰れます。国産品だと当てたまま静かに逆回転するとハマるポイントが見つかるんですが、余計な山がいくつもあってその手も使えません。

なので鏡胴ごと外して逆さまにして上から対物レンズを少し強めに押しながら逆回転するとネジの開始位置が少し判断しやすいです。不覚にも慣れてしまって5分くらいで交換できるようになりました。そんなBad Know-howはソフト開発だけで十分お腹いっぱいなのに……。

先日もラズパイのケースでM3のネジがはまらなくて苦労しましたし……中国製品のネジの雑さはホントなんとかして欲しいです。

さて、この顕微鏡、残る問題はカメラのフォーカスです。サイマルフォーカス=視野とカメラが同時にピント合うってことだと思っていたんですが、そうではなかったようで……接眼レンズを覗きながら動画を撮影することができないでいます。届いた荷物のなかにまだ使っていない「筒」があるので、その辺を組み合わせればなんとかなるんかなーと思っていますw

なお、以下、地味ですが重要なチューニング。アームが黒くて見えにくいんですが、先日見事に頭をぶつけてですね。1ヶ月たってもコブが治りません。ってことで、衝突防止のために黄色いマスキングテープを貼りました。ヒヤリハット大事です。


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