2015年11月8日日曜日

「机ドン!」検出デバイス@ESP-WROOM版



■ESP版■

というわけで前回のArduino版をESP-WROOM-02でも動かしてみました。

AdafruitによるWS2811最新版ライブラリはESP8266にも対応しています。

ただ、うちのWS2811がNeoPixelではなく安物なのがいけないのか、指示した通りに光ってくれません。Greenだけは良い感じなんですが、Red/Blueについては意図した信号になっていません。トランジスタで3.3->5vへのレベルコンバータをはさんでみたのですが変わりませんでした。うーん。

400khzに切り替えても同じ。うーん。

光り方をみていると最上位ビットがズレているような感じ。

ということでLEDの点滅が意図したパターンとは違いますが、ESPでも動作させることができました。加速度センサーの値に応じてLEDを点滅させるところまではArduino版と同じですが、1分ごとにThingSpeak.comあてに各軸ごとの最大加速度を送信するようにしました。

■配線など■

相変わらずプルアップ/プルダウン/GND接続が多くて面倒くさい。

ESP-WROOM-02接続先
3V33V3
GND(すべて)GND
EN10kΩ経由で3V3
IO14ADXL345のSCL
IO12WS2811のDin
IO13N.C.
IO1510kΩ経由でGND
IO210kΩ経由で3V3
IO010kΩ経由で3V3 およびISPスイッチ※
IO16N.C.
TOUTN.C.
RST10kΩ経由で3V3 およびRSTスイッチ※
IO5N.C.
TxdFTDIのRxへ
RxdFTDIのTxへ
IO4ADXL345のSDAへ

※ISPスイッチ/RSTスイッチはノーマリーオープンのタクトスイッチで、他方をGNDにつないでください。これによりRSTとISPは常時Highレベルでスイッチを押した時にLowレベルになります。

レベル変換回路はこちらのページ(3.3V 5V レベル変換)に記載されていた「3.FETによる3.3V 5Vレベル変換」と「4.トランジスタによる3.3V 5Vレベル変換」回路を試しました。このページ上の写真にうつっているのはトランジスタによる回路です。なお、WS2811の場合は流れ込む電流が多いのか5V側のプルアップ抵抗は10kΩでは電圧が上がらなかったので1kΩを使いました。出力側の回路に応じて使い分ける必要があります。

それとFTDIを接続する際には、GND同士の接続をお忘れなく。

ADXL345接続先
SCLESPのIO14
SDAESPのIO4
SDOGND
CS3.3v
Vs3.3v
GNDGND
Vdd3.3v

WS2811接続先
DinESPのIO12
Vcc5V
GNDGND
DoutN.C.

M78AR033-0.5接続先
Vin5V
GNDGND
Vout3V3ライン

この他、ESPの3V3近くとADXL345のVccに0.1μFのパスコン、WS2811のVccとGNDの間に470uFのアルミ電解コンデンサを入れてます。

■ADXL345ライブラリの修正■

Android Citiさんのライブラリは Wire.begin(); でI2Cを初期化しているので、これを接続したピンに合わせて Wire.begin(4, 14); に変えます。ただそのままだと後日このライブラリをArduinoで使った時に動かなくて苦しみそうなので、
#ifdef ESP8266
  Wire.begin(4,15);
#else
  Wire.begin();
#endif
と書いておきます。

■ソース■

Arduino版との違いはボリューム読み込みをしていないのとThingSpeak.comへの送信処理を行っている点です。ThingSpeakへは1分ごとにその間の最高値を送るようにしています。

ESPからThingSpeak.comへの送出には鳩退治デバイスに使ったsendなどの処理をほぼそのまま使ってます。楽だわー。


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