そうさ、またデジタル時計さ。MSP430G2553+RTC+秋月巨大LED |
小数点のポートはデバッグ用に使用中 |
■UART関連■
同じG2でも、UARTのTxとRxが逆になっているものがあるので気をつけましょう。2553でもRevision 1.4以前とRevision 1.5は異なります。これはLauchPad基板のジャンパで切り替えるようになっています。Guide to the MSP430 LaunchPad (MSP-EXP430G2)
シリアルモニタでLaunchPadからSerial.write / printで出力されてくる値を見るにはTxを使うのですが、ジャンパが違っていると書き込みできません。Energiaからの書き込みは正常にできるので、てっきり正しくつながっているものと思い込んでいたら、違いましたorz
■sprintfがクラッシュ■
複雑な書式指定をするとメモリ領域がメチャメチャになってクラッシュします。小さなプログラムだと通っちゃうことが多いのですが、10KBを越えるようなプログラムで、例えば、sprintf(buf, "%02d%02d%03d%d", h, m, t1, t2);とやると、以下のような症状が出たりします。
- bufに値が入らない
- 数秒ごとに繰り返しsetupが呼び出される
- シリアルポートが文字列の途中でぶっちぎれる
- 一度電源引っこ抜かないとEnergiaから書き込めなくなる
解決策としては、バッファとして使うメモリにvolatile指定を行い、sprintfの書式、特に数値変換については極力単純にして、あとは(上の行と同等のことをするには):
volatile char buf[16],temp1[16], temp2[16];で1つにまとめます。temp1,temp2を+1しているのは最初の'1'をスキップさせる古いc言語のテクニックです(懐かしい…)。
sprintf((char *)temp1, "%d", 10000 + h*100 + m);
sprintf((char *)temp2, "%d", 10000 + t1*10+t2);
sprintf((char *)buf, "%s%s", (char *)temp1+1, (char *)temp2+1);
■MSP430G2553について■
これ温度センサー内蔵なんですね。analogRead(TEMPSENSOR)使うと華氏*10で返ってくるので、楽です。ワンチップで温度計作れます。我が家の他の温度計とも誤差1度以内なので、まぁ合っているんだろうなぁ、みたいなwで、巨大LEDですが…3.3v駆動+PWMで制御しているのをいいことに、電流制限抵抗なしでつないでます。良い子は真似してはいけません。
さて、あとはRTCとの接続か…。
一応Xtalを外付けしてオープンソースのライブラリをつかえばリアルタイムクロックとしても動くのですが、年月日まで管理してくれないのでその辺を自前で実装するのが面倒くさい。かといって、RTCについても以前RTC-8564NBをArduinoにつないだときのソースを探すのが面倒くさい。
昨日今日とsprintfで全能力を使い果たしてしまったので、まぁそのうち元気が出たら作ります。
私を何より元気にするのは現金なんすけどねw
■追記■
これをデジタル時計として動くようにしました。ソース公開してます。予定ではRTCチップを外付けする予定でしたが、水晶発信しだけ外付けして使いました。
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