2011年10月4日火曜日

Salesforce/Force.com概要

Force.comはSalesforce.com社の提供するサービスです。クラウド・レイヤでいえばIaaS〜PaaS+DaaSあたりまでをカバーするのがForce.com、その上にSaaSとして提供されているCRM/SFAがSalesforceです。

Salesforce.com及びForce.comは基本的にユーザ一人当たり月いくら、という課金制です。

Salesforce(Sales Cloud)には主なライセンスとしてProfessional Edition(7,500円/ユーザ/月), Enterprise Edition(15,000円/ユーザ/月), Unlimited Edition(30,00円/ユーザ/月)があります。

※その下にContact Manager, Groupというライセンスもありますが、これらはユーザ数の上限も提供される機能も少ないので一般的ではありません。

Force.comのライセンスは大きく分けてEnterprise Edition, Unlimitedの2 Editionがあり、EnterpriseとUnlimitedはそれぞれ「One App」と「Multiple Apps」があります。Salesforceにおけるアプリケーションとは一言でいえば「タブのセット」を指しますが、One Appはタブのセットを切り替えることはできず、Multi Appはタブを業務ごとに切り替えることができます。また、One Appでは扱うことのできるオブジェクト数などの制限が厳しくなります。その代わり、月1500円/ユーザで利用することができますので、例えば「営業担当全員とシステム管理担当者にはSales Cloud Enterprise Edition、総務部はForce.com Enterprise Edition Multiple Edition、一般社員はForce.com Enterprise Edition One Application」というような組み合わせを選択することも可能です。

原則としてForce.comライセンスは単独では使用することができず、一つの組織に一つ以上のSalesforceアカウントが必須となっています。また、追加するアカウントは同じeditionでなければいけません。なお、上記One/Multiple Appは混在可能です。

例えば「Force.com Unlimited Edition/Multiple Applications」ライセンスは月9,000円/ユーザでフル機能のMobile(iPhoneなどのスマートフォンに対応)やプレミアムサポートが付随していてとてもお得です。しかし「一つの組織は一つのEdition」のルールにより、その後Sales cloudを導入する際には30,000円のSales cloud Unlimited Editionを選ばなければなりません。組織としてのEditionを選ぶ時にはSalesforceの担当営業さんとしっかり相談して最適なライセンスを選んでください。

余談ですが、お客さんのライセンスを決めるときにはこれで悩むんですよね。「営業担当者はSales Cloud Enterprise Edition+Mobile licenseで、その他の社員はForce.com Unlimited Editionで」なんて組み合わせができたら、どんなにか楽だろう…。

これらの他にChatter FreeとChatter Plusというライセンスがあります。ChatterとはTwitterライクな機能ですが、Chatter Freeライセンスはこの機能のみが使えるライセンスで有償の組織に対し無料で5,000ユーザまで追加することができます。Chatter Plusは1ユーザ1,500円/月、Force.com One Appとほぼ同等のライセンスでChatterの機能と10個までのカスタムオブジェクト、CRMデータの参照、レポートとダッシュボード機能、カレンダーなどを利用することができます。

※記事の内容は発表当時の情報を元にしております。現在は変更されている可能性もありますので、くれぐれもご注意ください。Salesforceはライセンスの名称などを結構頻繁に変更しますので…。

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