で、PB100からMacに転向して数年、初めてのWWDCはiMac発表の年だったと思う。転向当初はあまり仕事無くて苦しかったけど、そのうちNTT HI研究所(当時)のアプリを開発させてもらったりアートネイチャーの増毛シミュレーションを作ったり、楽しかった。そのうちWebObjectsに関して世間様から幸福な誤解を受けたことで、稼がせてもらった。毎年夫婦二人ビジネスクラスでWWDCとMacworldに参加してたんだからバブルだったなぁ。
そして、2006年8月11日、アップル本社前駐車場にて。
私がThe Company Storeで買い物をおえてレンタカーに戻ろうとしたら、後ろから2人が歩いてきた。もしこんなことがもしあったら、と夢想しつつ考えていた英作文を頭の中でまとめ直した後、「Mr.Jobs、私はWebObjectsでビジネスをしています。MacとWebObjectsをありがとうございます。」と挨拶させてもらった。一応英語のつもりだったけど通じたかどうかわからない。JobsもIveも困り半笑いだったからね。もう一度ありがとうと言って、クルマに戻った。
写真はクルマから隠し撮りしたもの。
昨日、客先でのSalesforceアプリ説明会を実施中、Chatter for iPhoneをデモしている時に逝去のニュースを知りました。Lennonの死は自宅で母から聞いたけど、Jobsさんの死は彼が産み出したiPhoneで知った。
ジョブズさん、私の人生の大半は、あなたの生み出した製品のおかげで、とても楽しいものになりました。
ありがとうございました。どうぞ安らかに。
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