2023年4月5日水曜日

インターフォンの改造

 私は聴覚障害者です。

不便なことはいろいろありますが……何が不便ってインターフォンが聞こえないんですよね。居間で補聴器をしていればきこえますが、仕事部屋に引っ込んでいるとまったく聞こえません。

最近のインターフォンはスマフォに通知が飛んだりするのですが、私の住んでいる安団地ではそんな気の利いたインターフォンはついてません。

というわけで、後付しました。光の点滅で知らせてくれれば把握できるからです。

最近Amazonなどで2000円ぐらいで売っている、電池のいらないインターフォンというやつです。ボタンの部分が発電機になっていて、その電力で電波を飛ばす方式ですね。昔、数万円しましたが、ずいぶん安くなったものです。

ワイヤレス チャイム 自動発電 電池不要

ただ、私が買ったやつは、音はでっかいのですが、光はごく弱く、よそ見をしているとわかりません。

ということで、改造しました。

まず分解調査

ケースを空けると、1枚の基板でAC100Vが直接基板にはいる方式です。危ないので、一応用心のために厚手のニトリル手袋をして作業します。

回路をたどっていくと、4.6V電源、3.3V電源、GND、あと着信すると点滅するLEDが見つかりました。点滅するLEDは、LEDそのものを取り外すと、普段4.6Vがかかって点灯しており、着信すると0 - 4.6Vの間で変化します。なので、これを取り出して外付けの大きいLEDを駆動することにします。

LED駆動回路

普段点灯していると困りますので、PNPの駆動回路を使って逆論理にします。トランジスタは手持ちの2SA1015です。

基板上のLEDから4.7Kの抵抗を通してベースにつなぎ、4.6V電源からエミッタにつなぎ、コレクタから27Ωの電流制限抵抗を通してパワーLEDのアノードへ、LEDのカソードはGNDとつなぎます。さらにトランジスタのベースとエミッタの間に10Kの抵抗を入れます。

電源装置を4.6Vにセットして、トランジスタのエミッタに+、LEDのカソードをーにつなぎます。そして、4.7Kの抵抗をGNDにつなぐとLEDが点灯し、4.6Vにつなぐと消灯します。

回路は狙い通り動いているようです。

インターフォンへの組み込み

まず写真で青く光っているLEDを取り外します。あとは、写真のように、4.6V、GND、LEDの駆動側(写真の回路だと右側)をつなぎます。なお、ケースの蓋に穴をあけておき、配線を通すのを忘れないように。

つないだあとは電源をいれて、意図したとおりに動作することを確認します。

引っ張ったりして切れたり思わぬところとつながるといけないので、はんだ付けした箇所などをホットボンドで覆っておきます。まぁ気休めですけどもね……。

あとは、子機と親機を取り付けます。

……取り付けるとお客さん来ないんですよね……。

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