2021年5月15日土曜日

ハンダ吸取機FR-400のメンテ

FR-400は手入れをサボるとすぐにノズルが詰まります。

だいたい3-50箇所ぐらい吸っているとスルーホールがキレイに抜けなくなってきて、操作パネルを見ると「CHK」(つまってますよ)サインが点灯している。

熱くなっている状態でクリーニング棒が通らないので、つまっているのはハンダではありません。もちろん、溶けたハンダに屈するようなFR-400ではないのですが ^ ^

ということで分解掃除。右のごついやつをかぶせて撚るとノズルが外れます。撚る時の「ガリっ」でも「パチッ」でもない、「ゴクッ」っていう感触に萌えます(意味不明)。

ピンバイスで掃除するとこんな感じの黒い粉が出てきます。

細かいのでわかりにくいですが、一番似ているものはススです。気流の速度が速いのでハンダやフラックスが微粒子になり酸化というか炭化したんでしょうか。交換可能なノズルだけでなく内部のノズルも掃除しておきます。

ハンダ溜まりも掃除しておきます。以前、こんな感じになっていて、自然の造形に感動しました。もちろん詰まってます。テヘ。

割とでかい部品が多かったのでハンダ量凄い。左側にあるのはフィルター受けで、皿上の部分に熱いハンダがぶつかり、裏にあるフィルターを守ります。

フィルターを外すとこんな感じ。変色しています。まだ使えそうな感じですが一度外したフィルターは隙間ができてしまうので捨てます。ハッコーさんはこういう消耗品が地味に高いのでちょっとつらい。

作業時間は5分ぐらい。それでまたスパスパ吸えるようになるから、やっぱ定期的にメンテしないといけませんね。

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