ちなみにAmazonからは翌日届いた。 |
通販業者の名前は、悪名高きDealExtream.com / DX.com…まぁ悪名高いってのは後で知ったわけですが。中国にもまともなビジネス/まともなヒトが居るのかもしれないけど(まだ会ったことないけど)、これが私の嫌中をさらに加速しました。
その状況を救ってくれたのがPayPalでした。普段カード払いなのに、その時は何故かたまたまPayPalで、しかもPayPalだったことを思い出したのが、紛争解決センター締め切りの直前(発注から45日以内なら、業者との間に立ってトラブルを解決してくれる)というクリチカルっぷり。しかも仕事が早くて、やりとりの経緯などをWebから送ったところ、1週間ほどで「クレジットカードに返金しました」と連絡が。最高です。
わずか$20の取引に対応してくださって、本当にありがとうございました。
以下、経緯の詳細です。赤文字がdx.com、青文字がPayPalさん、私はデブだから太字。dx.comとは英語、PayPalさんとは日本語のやりとりでした。
6/01 赤外線放射温度計を$20.12でDX.comに発注、納期は最大20日とのこと
6/21 届かないのでWebから「届かない。トラッキングナンバーも該当する業者がない」とクレームを入れた。
メールで届いたトラッキングナンバーを調べようにも、「このフォーマットはこの配達業者」という一覧に該当するフォーマットがない辺りでもうダメな予感。
6/25 「申し訳ありません。通常7-30日で届きます。もう少しだけお待ちください。なお、トラッキングナンバーはここのページで調べてください」との返事。そのページは、もちろん、上のページで該当しないからクレームを入れてないということは華麗にスルー
6/27 だから、そのナンバーは載ってないじゃん!と少し怒り気味の返事を送る
6/29 「不便かけてすみません。でも、心配しないでください。出荷の遅れは国際便にはよくあることです。私達は確実な到着を心がけています。もう7日だけお待ちください。お客様の忍耐に感謝します」と返事。話が通じてねえ…これが中華4000年クォリティか。
7/11 7日すぎても当然届きません。「もう我慢ならない。金返せ」とだけ返事
この辺から相手のメールの文面でplsとかtksなどの略語が目立つようになる。真剣にトラブル対応する気、ねーだろ。書いてて怒りが蘇ってきたので、以下ゼンジー北京フォーマットにします。
7/14「こんなに待たせて悪いあるなー。実は、マレイシア便が糞詰まりしてて、出荷担当がマレイシア当局と相談してるある。きっと良い解決するあるからよろしくな。1-2週間待ってくれるヨロシな。この問題が解決するまではちゃんと対応するアル。2週間待ってまだ届かなかったら連絡するのコトよ」と返事が来た。
7/14「金返せ。ビジネスとしてありえねえだろ」とだけ返事する。
この時、PayPalさんで支払ったことに気づき、何かできる事はないかと思ったら「紛争解決」というリンクを発見。さっそくこれまでのやりとりをまとめて送付。紛争解決の有効期間は45日間とのことで、あと2日でアウトでした。「トラッキングナンバーなどを確認してみます」との返事あり。
7/16「いやいやゴメンよー。あなた荷物な、これsecurity checkに通らなかったあるよ。もう一回別便で発送するヨ。1週間で新しいtracking numberに更新されるのコトよ。だからまた1週間待つヨロシ」
7/17「じゃ、新しい番号を1週間だけ待ってやる」と返事。甘いなオレも。
7/22「あと5日待てるアルか? もし何か質問あたら、戻ってくる良いアルヨー。ごきげんようねー 原文:If you have any questions, pls come back to us. have a nice day :) 」
私は怒っている相手に顔文字がどれだけの着火力をもたらすかを再認識しましたw
7/22 PayPalさんに、その後の経緯を伝えエスカレーションを依頼。
7/24 PayPalさんから「先方から『送り直した。新しいトラッキングナンバーはこれだ』という返事がありました」という連絡。それに対して私から「それは発注当初のトラッキングナンバーと同じです。『送り直した』という言葉と矛盾しています。対応をお願いします」と返事。
7/25 PayPalさんから「こちらでも調べたところ、トラッキングナンバーは長期間更新されていないままですので、ケースを終了しました。代金はクレジットカードに返金しました」との連絡。
長かったけど、PayPalさんにエスカレーションを依頼したあとはあっという間でした。素晴らしいとしか言い様がありません。改めてお礼申し上げます。
今後何か支払うときの第一選択肢はPayPalだ。もう孫子の代まで家訓として伝える(子供居ないのが残念です)。
その後。
7/25 Amazonに放射温度計(新モデル)を発注
7/26 届きました。
さぁ、これではんだリフローができる!…と思ったら、外は40度近い灼熱地獄。室内でリフローすると有害物質やら悪臭で大変なことになるので、家の中ではできない。ということで、早朝涼しい時間にでもやりますわ。
関係ないけど…放射温度計と一緒に注文した「銀のニーナ」、これあかんやつやろ…最近流行の「大人の男と童女が突然一緒に暮らすことになった困惑やらほのぼのを描く日常マンガ」というジャンルっぽいけど、作者は意識してるかどうかわからんけどロリコン的なニュアンスを感じる…。
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