2024年1月21日日曜日

E220-900T22 + EByte Lora E220 Library + ESP32

世間様のブログなどを見ているとみなさん簡単に動かしているんですが……原因確定するまで半日潰しました。とほほ……

ライブラリ、各種使いましたが、最終的にうまくいったのは表記の「EByte E220 Library」です。これのソースに書いてある配線でOKです。AUX, M0, M1についてはどのGPIOでもOKですし、Serial2についてもアサインを変えれば動きます。ESP32だとSoftwareSerialは面倒くさいので使いません。Hardware Serialで良いのです(強意)。

// 何があった>くらはし

私の場合はE220 : ESP32の配線を

M0 : 26
M1 : 27
RX : 17
TX : 16
AUX : 25
Vcc : 3V3
GND : GND

としました。これにあわせてピン設定を書き換えます。

さて、EByte E220 Libraryはよくできています。

ただ、そのままでは通信できないんじゃないかと思います。各通信モードに合わせた設定が必要ですが、各通信サンプルには設定を変更する機能が組み込まれていません。

02_setConfigurationという設定書込プログラムがありますが、そこに各送信モードでの初期設定が用意されコメントアウトされています。使いたい通信モードの設定のところのコメントを外して実行してE220に対して書き込み、それから使いたい通信モードのプログラムを実行します。

たとえば、04_sendFixedTransmissionというプログラムを実行する場合には、あらかじめ02_setConfigurationの"FIXED SENDER"とあるブロックを有効にして設定を書き込んでおくか、これに関連する処理を04_sendFixedTransmissionに移植して実行する必要があります。

あと、もう一つの落とし穴としては、通常の通信プログラムだと送信アドレスと受信アドレスを設定しておき、相手側のアドレスを指定すると送れるのですが……LoRaの特性なのかライブラリの特性なのか、送信側のアドレスと、受信側のアドレスが一致していないとデータ送信ができません。

一種のペアとして動く仕様なんですかね……?

まぁ……わかってしまえば簡単です。LoRaで長距離通信を楽しみましょう!

余談ですが、各種ブログを見ると、見通し距離なら数十Km届くみたいですが、影になるとガタ落ちみたいですね……最近の無線は2.4Ghzなどが当たり前なので、それに比べればLoRaの400とか900MHzは「回り込める」と言われるんですが……私ら古いアマチュア無線屋からみると900MHzなんて光と変わらないワイ、という印象です ^ ^

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