ここなら案件で作った小型のヒーターです。
最初PTCで作ったけども、応答をよくすると電流ガンガン流さないとダメでした。
なので少しは効率よくなるかとおもってペルチェを使ってみたら、良い感じでモバイルバッテリーでも十分動作するようになりました。
ペルチェは電流での発熱が多いから、冷やすより加熱の方が得意なんですよね。
ペルチェの表面にはサーミスタを貼っています。内部の温度と表面温度が3-4度離れているので、暴れますね。PIDでいじってもどうにもなりません。室温にさらしている分には良いんだけど、指などを当てて離すとIとかDとかまったく間に合わないぐらい温度上昇するので、出力カットしています……それでもどーんと上がります。
プログラマ物理現象には勝てぬのだ。
閑話。
なんかで値を計測しつつ、PWMで電流を制御して……っていう案件すごく多いんですよね。今年に入ってXIAOと2SK4017という組み合わせで何枚を作ったことか。
もう「マイコンとN-ch MOSFETとスイッチ、あと空きスペース」っていう基板を量産しておこうかしら……、
今回ChatGPTさんにサーミスタの換算式の導出をお願いしたんですが、何度やっても正しい式が出てきませんでした。方程式書いて、こうじゃん?って言っても、頑なに最初の間違った式を主張してきます。ChatGPTさんは一度間違えるともうなんか修正効かないときがあるんですよね……なんででしょう。
あと、PIDについても相談してみたんですが……これはまぁ「実験で確かめてください」って言われますよね。そうですよね……温度のグラフを見せれば「それぞれのゲインはこうです!」なんて指定してくれるんじゃないかと思ったりしましたが、無理でしたw
まぁでも、開発作業での調べ物は本当に効率よくなりましたね。VSC上のCopilotも使っていますけど、こっちがコメント書いてるとその先のコメントとコードも書いちゃうし……
私らロートルプログラマはツールの進歩に支えられて「30年定年説」から逃れてきましたけども……もうちょっと長生きできそうです ^ ^
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