フィリップスからパススルーのモバイルバッテリーが出ていると聞いて、買ってみました。パススルーとは充電しながら電力を取り出せるタイプです。IoT用途で太陽電池から充電しながらUPSっぽく使えたらいいなと思いまして。
フィリップス PHILIPS モバイルバッテリー 10000mAh 大容量 軽量 薄型 急速充電 Type-C 残量表示 PSEマーク認証取得 スマホ タブレット iPhone GALAXY Xperia DLP6712N (ブラック)
なお、上のリンクからAmazonのページに飛ぶと解説が書いてあるんですが…日本語が少し怪しいし、フィリップスのWebで型番検索しても出てきません。Amazonでの扱い開始から1年以上経過していて、ニセモノならフィリップスが黙ってないような気もしますが…いずれにしても、購入するか否かはご自身のリスクでご判断ください。
で、届いたのですが…IoTにはちょっと…すごく…大きいですね…。
あとバッテリへの充電はUSB-Cですが、付属しているのはmicro USBです。充電用ケーブルは別途用意する必要があります。何も考えないでブラックを買ってしまいましたが、屋外設置で熱のことを考えると白のほうが良かったかな。
■微小電流デバイスにはNG■
多くのモバイルバッテリと異なりボタンを押さなくても電力供給が開始されるのですが、Arduino nanoぐらいの微弱?電流だと1分ほどで切れてしまいます。ESP32なら切れません。
■パススルー性能は?■
充電開始時には問題なさそうですが、充電ケーブルを抜いた瞬間30mSecほど電流供給がoffになります。ESP32 DevKitCだとパワーLEDが一瞬消えますが、リセットかからず動作を続けます。大きめのケミコンかスーパーキャパシタをつけておけば回避できそうです。
■結論■
ESP32やRaspberry Piを太陽電池で充電しながら使う、という用途にはいけそうな気がします。ありもので太陽電池からの充電回路を作って試してみます。しばらく動かしたらまたご報告します。
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