私は不器用なので、ダンボール製のAIYは見事に基板が斜めになってあちこちスキマがorz
これではちょっと家に置いておきにくい、ということで、またCAD頼みで工作しました。
makercase.comで設計してAdobe Illustratorで穴あけ指示を行い、Elecrowでカットしてもらいました。接着剤なしでぴったりと組み上がり、基板ももちろん水平です(笑)。
難点は分解がちょっと大変w
音出してみたらダンボールと違って結構良い音がでます。
【追記】取説
わりと好評だったのでスイッチサイエンスさんから売ってもらおうかと思っていたのですが、MakerCase作者の方とコンタクトが取れません。権利関係がわからないものを売るわけにはいかないので、販売予定はありません。ご了承ください。以下は商品化のために書いていたマニュアルです。せっかく書いたので貼っておきます。
レーザーカットしたときのアクリルの匂いが凄いので荷物が届いたらまず窓を開けます。
中にはプチプチにくるまったアクリル板と2つのビニール袋とゴム足シートと品質管理/組立ライン用手袋が入ってます。
ビニール袋は白い柱みたいなのがM2.6のラズパイ固定用で底面から順番にネジ|アクリル板|10mmスペーサー|ラズパイ基板|12mmスペーサー|ワッシャー|ナットの順。もう一つ白いのはスピーカー用で外からネジ|ワッシャー|アクリル板|スピーカーフレーム|ワッシャー|ナットの順。
アクリル板から保護シート剥がす前に、底面のどのへんにゴム足を付けるかポンチかキリで印つけておくとずれないです。ラズパイ固定ネジ穴と干渉しないように気をつけること。
あとアクリル板同士をがっちり噛ませてしまうとほぼ外すのは無理(特に6面のうちの最後の2面)になるので、まずどの組み合わせになるのかをざっと並べてみておくこと。ラズパイのコネクタ穴は似通っているので注意。側面パネルは4種類とも違うけど、手前にスピーカーが来た場合、右がSD、左がEther+USB、奥がHDMIその他になります。地板の向きを側板に合わせます。天板はスピーカーの反対側にマイク。いずれも対称軸に注意。
このへんで手袋します。保護シートを剥がすには強めの荷造りテープを貼って剥がすか、目立たない隅っこを尖ったピンセットなどで剥がします。
まず底面の片面の保護シート剥がします(内側)。外側になるシートは全部剥がさずにラズパイ部分だけはがしておいて、ラズパイ取り付けます。向きに注意。ホコリに注意。キムワイプなどで拭いても静電気が強くなるだけなので、エアーブロワーなどで吹き飛ばします。
スピーカー、これは両面剥がして取り付けるほうが良いっすね。スピーカーがずれないように注意。ネジは対角線の位置から締めること。くれぐれもホコリに注意。
スイッチとマイク基板取り付け。マイク基板は3MのW-18という透明両面テープで貼るのがおすすめです。この手袋だとテープの接着面に触っても糸くず等があまり残らないので、素手で扱うよりも楽です。素手だと確実に指紋が付きますからね。
残りのアクリル板、内側の保護シートを剥がしつつ組み立てて行きます。はめるときには水平垂直を維持しながらまっすぐ押し込む方が入りやすいです。というか板が傾いていると入らないです。組み立てながら内側のホコリを取る。
最後の一枚を入れる前にちゃんとブートすること機能することなどを確かめましょう。ピンセット使えば外からSDカード出し入れできますが、配線ミスなどを直そうとしても閉めちゃってからまた開けるのはかなり難しいので。
最後の一枚をはめたら残る保護シートをはがします。ゴム足を貼ります。ゴム足は一度貼ると簡単には剥がれないので一発で確実に貼ります。
完成です。手袋はずして鑑賞して下さい。
ホコリはとにかくものすごく目立つのでご注意を。
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