■ユニバーサルボード苦手です■
いつもは回路図に赤ペンで配線済のラインを記入しながら配線するんですが、ボードの裏表変換しながら、表記の違うピンを探しながら…なので、効率悪いことおびただしいです。頭を使う作業と手作業が混在していると神経が無駄に疲れるんですよね。いくつもの変換作業を行いながらなのでミスも出やすいですし、それが下に埋もれた線(写真でいえば01K - 17Pの緑など)だったりするともう大騒ぎです。
■作業を改善■
今回、ユニバーサルボード製作1時間ちょいで終わりました。ミスもなし。私としては超高速だし、ノーミスなんて奇跡ですw
今回は少し頭を使いました。事前にSpread sheet上で信号名from, 信号名to, 配線from, 配線toの4つの列を持つ表を作ります。例えば赤い電源ラインは
- 信号名From:ESP32 3v3
- 信号名To:DEV 3v3
- 配線名From:01S
- 配線名To:17R
になります。配線マトリクス番号が必ず from < to になるようにしておきます。出来上がったら、配線fromと配線toを見ながら回路図を塗りつぶして確認します。ここまでが準備。
さて、配線です。「配線from」の列でソートしてから配線します。
写真の通り14列と17列の配線が埋まりやすいので、ここから始まる線を順番に片側だけはんだ付けして行き先までの長さでワイヤを切断/ストリップします。14/17列から11列へつながるワイヤはそのままto側もはんだ付けしますが、それ以外は放置です。同様のことを18列でも行い、fromを全部潰します。
宙ぶらりんになっているワイヤを片っ端からハンダメッキします。
「配線to」列でソートしてから残っている01列のSから順番に宙ぶらりんになっているワイヤをはんだ付けしていきます。順番にはんだ付けしていくだけなので、はんだ付けに集中できます。
回路図を読んだり裏表変換を使ったりという多少なりとも頭を使う作業と、単純なはんだ付け作業を切り分けたことで、頭は疲れないし単純作業も楽しく進みます。影になるランドもないので、ブリッジなどのリスクも少なくなります。
最後に配線fromと配線toを見ながらテスターで導通確認をします。準備作業30分、配線に35分、確認5分でした。
なかなか効率的です。お試しくださいませ。
追記:写真のユニバーサルボードはこれです。340円で10枚セット。商品名長いな。
HiLetgo 10PCS 5*7CM FR-4 ユニバーサル ブレッドボード プロトタイプ PCB ダブルサイド Tinned 1.6mm Thick
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