2012年6月9日土曜日

Salesforce季節の変わり目にありがちなこと:APIが違う

さてもうすぐSummer '12です。

新規に取得したDev環境はSummer '12になってますね。その上で一部リリースされた新機能を試したりチャットのポップアップがうぜぇwなどと言いつつ作業し、できあがったパッケージを本番環境に移そうとしたのですが…「API違うから駄目っすw」と言われました。

パッケージもForce.com IDEも駄目。同じことをSpring '12の時期にもやっていたような気がする…でも、Dev環境取得する時点でAPI選べないのでどうにもなりません。

で、エラーを細かくチェックしていくと、

  • カスタムオブジェクトやレイアウトに関しては移植可能
  • エラーが出るのはVisualforce, Apex, Triggerなどのメタファイル

という状態でした。

ということでwork around。

  1. 稼働環境用サンドボックスへカスタムオブジェクトやレイアウトをすべて移植
  2. 同サンドボックスへ手動でVisualforce, Apex, Triggerをコピペ
  3. サンドボックスから本番環境へDeployment
まぁ当たり前の手順ですけども、ハマった方のご参考になれば幸いです。

なお、今回ソース数本だったので手動で対応できましたが、本数が多いと依存関係もあって大変です。とりあえずは以下の順番でコピペしてみます。
  1. Trigger
  2. 通常のApex
  3. Visualforce
  4. テストコード
ひっかかったら適宜入れ替えます。また、どうしても依存関係が解消できない場合には、先にクラス名定義だけコピーしておいて、あとから実装部分をコピーするという方法もあります。最後の手段として、ソースの数だけブラウザにタブを開いておいて、依存関係のないところから片っ端からQuick Saveして少しずつ埋めていく、なんてのもあります。

申し遅れましたが、この手の作業はForce.com IDEよりもブラウザ経由の方がレスポンスが良くて作業しやすいような気がします。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。